新園理事長と鹿自販中古車部会の岩﨑秀彦副部会長が登壇

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JU鹿児島(鹿児島姶良市、新園康男理事長)は2月14日、「第70回鹿自販&JU鹿児島協賛記念/JU九州合同オートオークション(AA)」を開催した。タマ不足の厳しい市場環境の中、出品台数は882台に上り、このうち665台を成約、75.5%の高成約率を記録する活発なAAを展開した。
当日は鹿児島県自動車販売店協会(諏訪秀治会長)加盟ディーラーから290台の出品が集まり、成約台数は282台、成約率は97.2%という驚異的な数字を叩き出した。
鹿自販加盟ディーラー15社が出品する中、11社が成約率100%を達成するなど、活発な商いが行われた。鹿自販とJU鹿児島による強固な協力関係が特徴の同協賛記念AA。同日には、両団体による意見交換会も実施した。毎回地元鹿児島における中古車流通の課題を協議し、関係強化につなげている。
セリ開始前にはセレモニーを開催、新園理事長が感謝の言葉を述べた。
また、JU鹿児島が1986年から実施する社会貢献活動「愛の献金」の寄贈式も行った。今回で32回目を数え、交通遺児への支援活動につなげる。贈呈先は鹿児島県交通被災者たすけあい協会(理事長=中村博之トヨタカローラ鹿児島社長)。同協会からは中村理事長が登壇した。
「愛の献金」は、高校生以下の交通遺児に対して、新入学児へのランドセルの贈呈や小、中、高校卒業時の祝い金として活用されている。鹿児島県下の交通遺児数は119人(72世帯)に上る(2020年1月10日現在)。
今回のAAでは、鹿自販加盟ディーラーからの出品台数と成約率が注目を集めたが、JU鹿児島の出品も592台に上った。親組合や青年部会、事務局が一丸となって集荷に取り組み、活発な流通事業を展開している。