セリ開始前にはJU京都の東理事長らを招いたセレモニーを開催

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KAA京都(京都市伏見区・大峰高社長)は10月17日、「KAA京都創立15周年大記念オートオークション(AA)」を開催した。出品台数782台を集荷、このうち523台を成約、66.9%の高成約率を記録した。
セリ開始前のセレモニーで豊丸美行常務は「タマ不足の中、また秋商戦の中で、多数の良質車をご出品いただきました。JU京都の協賛ということで、盛大な大記念AAを開催出来たことに心から感謝いたします」と会員やJU京都(東將之理事長)への謝辞を述べた。
東理事長は来賓として「もともと当会場には外部ネット接続が無かったが、この15年間のKAA京都による運営により、ネットにも接続、全国に引けを取らないAAに成長しました。この間、JU京都も提携させていただきました」と同会場の歴史を振り返りながら、KAA京都の創立15周年に際しての祝辞を述べた。
同会場では、2017年10月~18年9月の1年間(全50開催)に出品台数2万4818台(前年同期比964台増)、成約台数1万3249台(同747台増)、成約率53.3%(同0.9ポイント増)ということで、各指標とも揃って前年同期実績を上回る好調。とりわけ今年1月以降の伸びが大きく、4~9月実績は大幅増。
豊丸常務は「今年は西日本豪雨や台風21号被害などで厳しい市場環境となっているが、こうした中で高い実績を保つことが出来た。成約に占めるネットからの落札は「四輪牧場」などからの応札が活発なこともあり、50%前後をキープしている」と、今期の状況を分析する。
こうした中、同日開催の同会場とKCAA南九州から、四輪牧場からの商談申込機能を追加した。これまではFAXや電話で対応していたが、四輪牧場のメニューから商談申込が容易に出来るようになった。木曜開催のKCAA福岡、金曜開催のKCAA山口にも順次対応した。