セリスタート前にはセレモニーを開催(左から宮自販の笠原中古車部会長、JU宮崎の黒木理事長と小倉孝二副理事長、嘉村宮崎運輸支局長)

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JU宮崎(宮崎市・黒木嘉興理事長)は4月19日、「第107回宮自販・JU宮崎合同オートオークション(AA)」を開催した。出品台数は269台に上り、このうち117台を成約し成約率は43.5%だった。「ディーラーコーナー」に100台の出品車が集まるなど、宮自販加盟ディーラー各社による出品協力により、良質小売りダマが多く集まった。
セリ開始前のセレモニーでは、宮自販の笠原克志中古車部会長(宮崎三菱社長)が挨拶に立ったほか、4月1日付けで九州運輸局宮崎運輸支局長に就任したばかりの嘉村英夫氏が挨拶に立った。
当日は300台近い出品台数を揃えたほか、「ディーラーコーナー」の100台、「初出品コーナー」の33台など、魅力的な小売り向け良質車が集まった。同会場は現在、こうした小売りに即した車両の集荷に注力しており、「初出品コーナー」のほか、高年式・高額車が集まる「特選車コーナー」などへの人気が高い。
黒木理事長は「前期はAA事業のほか、JUテントリや封印、クレジット事業などが大幅に増加、組合の収益力は向上している」と、各事業における収益力強化策が奏功している。
当日の会場には、日産サティオ宮崎の新入社員らが会場見学に訪れた。中古車流通の現場を視察するもので、AAスタートとともに、1台1台セリにかけられる中古車の流通する仕組みを学んだ。黒木理事長によるレクチャーにも熱心に聞き入っていた。