実演や体験を通じてさまざまな商品・サービスを勉強した

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JU九州連絡協議会(中野大会長、JU九州)の青年部会(得丸健一代表幹事)は1月21日、福岡県古賀市のJU福岡で「平成27年度JU九州青年部研修会」を開催した。JU九州各県の青年部会やJU九州の西村一博指導環境委員長ら総勢46人が参加し、カーディテーリング商品などの実演・実習を通じて、スキルアップにつなげた。
研修は全3部構成で実施し、第1部は「ホットボックス」及び「デントリペア」、第2部は「ボディガラスコーティング」、第3部は「消臭・除菌」をテーマとし、各分野で定評のある協力企業の関係者を招き、説明と実演、体験などを軸に、受講者参加型の講習を実施したのが特徴。
説明会に先がけて、昨年8月23日に開催した「青年部ソフトボール大会」のチャリティーオークション売上金45万7640円を交通遺児育成のための浄財として寄贈するため、JU福岡会場内で寄贈式を行った。
研修会の第1部では、ストーンフィールズの石原潤一社長(ヘコミ救急隊隊長)らが講師を務め、デントリペアについて実演を行ったのち、受講者らが実際に体験する場面もあった。実際に「ホットボックス」(IHデントリペアシステム」を使用し、凹みを直す手順を体感した。デントリペアは、大げさな鈑金塗装や高いコストをかけた修理ではなく、手軽に低予算で修理したいユーザーに対応した工法(商品)。雹害(ひょうがい)などでへこんだ車両に大きな威力を発揮している。
第2部では、ケイディの幾度将司社長らがボディガラスコーティングを実演した。同社が展開する「アンビエントネオ」の商品を紹介したほか、実演を通じて高い撥水性や光沢感などを訴求した。
第3部では、消臭・除菌について、オーニットの管純三西日本エリア長が実演した。自動車用オゾン発生装置「剛腕」を実車を使って実演。中古車販売時の付加価値商品として、納車前の消臭・除菌サービスを訴求した。
JU九州青年部会では、毎年こうした研修会を開催。各青年部会員が自社の収益向上につなげるなど、経営支援の目的で行う研修会を通じて、スキルアップにつなげている。