第3回通常総会が開催された(議長のJABA金島会長)

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日本二輪車オークション協会(東京都港区・金島雅哉会長)は3月26日、一般社団法人として発足後の第3回通常総会を都内のホテルで開催した。当日は、26年度事業報告、27年度事業計画などを審議し承認した。
27年度の事業計画では、盗難二輪車の照会回答業務及び二輪車走行距離管理システムを引き続き運用していくこと、個別検索システムとなる「走行距離確認サービス(仮)」運用の開始に向けた議論を引き続き実施すること、二輪自動車公正競争規約の普及に対する協力等が承認された。
また、自動車公正取引協議会の賛助会員として、会員オークション会場加盟販売店へ二輪自動車公正競争規約の告知普及活動を行うよう会員オークション会場へ要請。オークション主催者の実態調査として、主催者ごとの毎月の出品台数、成約台数調査と集計を実施し、会員オークション会場へ報告すること等を承認した。
総会後は、「第3回通常総会懇親会」を開催。冒頭、金島雅哉会長が挨拶に立ち「昨年の二輪車オークション流通台数は、出品数43万7594台、成約率87.9%と非常に高い水準にある。こうした状況からも、中古バイク市場では依然としてタマ不足であると考えられる。当協会は第3回目となるバイクラブフォーラムの一主催者でもあり、自動車公正取引協議会にて発足予定の走行距離数に関する特別対策部会へも参加する。これからも、バイク販売店はもちろん、消費者のためにも健全な中古バイク流通を守るために務めていきたい」と抱負を述べた。
懇親会では関係団体、企業、政官界から多数の来賓が参列、華やかな会となった。