大峰社長はセリ開始前のセレモニーで山口会場の15年を振り返った

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KCAA山口(山口市・大峰高社長)は11月21日、「KCAA山口創立15周年大記念オートオークション(AA)を開催した。出品台数1500台超を集荷するなど、年末商戦に向けた良質車供給につなげた。
大峰社長はセリ開始前のセレモニーで「おかげさまで15周年を迎えた山口会場だが、設立当初は大変厳しい船出を強いられた。地元の皆様の絶大なるご支援のもとで、ここまで736回のAAを重ねることができました。『全国レベルの相場』を合い言葉に、ネット環境の整備を推進してまいりました。KAA京都を含むKCAAグループ4会場のシステム更新も今年3月までに終了した。自社ネットの拡充なども奏功し、今期の山口会場は、出品、成約、成約率といった全てにおいてプラスの実績を確保することができました。地元の会員の皆様のご協力のおかげで、今後も『商いの場』として頑張ってまいります」と挨拶した。
大峰社長の挨拶に続き、同社の豊丸美行常務は「出品目標を上回る1525台を集荷でき、会員の皆様のご協力に感謝いたします。「売切り車」を含め、良質車が多数出品されています。最後まで活発なコールをお願いします」と謝辞を述べた。
同会場の今期実績は、出品台数が前期比6.3%増の2万9324台、成約台数が道7.7%増の1万3888台、成約率が同0.7ポイント増の47.4%と、各指標とも伸ばした。底堅いディーラー出品など、良質車集荷で山口県内の中古車流通活性化に貢献し、強固な運営基盤を構築した格好だ。