オークトラック共有在庫 検索画面
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情報流通支援サービスのオークネット(東京都港区・藤崎清孝社長)は3月20日(木)より、中古車流通の幅広い提供とサービスの充実を目指し、従来取り扱いをしていなかった「大型トラック」に加え「大型バス」や「特殊架装トラック」の取り扱いを共有在庫市場で開始する。
トラック流通は、近年の景気回復や2020年のオリンピック開催など輸送需要の増加を背景に、中古車両においても流通の活性が望まれる分野。オークネット共有在庫市場(※1)では、従来の取り扱い車両がトラック中型(4トンベース車)までとなっていたが、今回、会員店の強い希望を受け、従来のオークネット流通では対象外であった、大型トラックや大型バスに加え、パッカー車やミキサー車等、特殊架装された車両の取り扱いも開始する。
今回の大型トラック流通にあわせ、新サイト「オークトラック共有在庫」を利用会員へ新たな手続きを行うことなく提供する。このサイトはトラック特有の項目・表示内容で、買いたい車両のタイプ・形状にあわせて全国のトラックを検索する事が可能。また新たに、トラックに適したAIS新基準検査の導入も予定している。まずは大型トラックの後付検査より開始し、順次拡大していく予定。
利用会員は自社のトラック在庫(1.5tベース以上の車両)をオークトラック共有在庫で登録することで、同社グループ会員(アイオークを含む)約15,000社が購入可能となる。
オークネットは、今後トラック流通に関するサービスの充実化を進め、これからも中古車流通の活性化と、中古車販売の効率化を推進できるよう、サービスの充実に努めていくとしている。
※1)オークネット共有在庫
掲載台数4万3,000台で日本最大級の事業者間取引市場。
■「オークトラック共有在庫」サイト 車両分類一覧
①【小型】 積載量1.5tベース以上、最大積載量4t未満のトラックとバン。但し、4tベース車除く
②【中型】 最大積載量5t未満、車両総重量8t未満の4tベーストラック
乗車定員11人以上29人未満のバス
③【大型】 最大積載量5t以上、車両総重量8t以上のトラック
乗車定員30人以上のバス
大判ナンバープレート付の車両
※取扱対象ナンバー:1(貨物車)、2(バス)、4(小型貨物車)、8(冷凍車等の特殊車)9と0は流通不可