オートエムワン/中古車販売を通じてお客様に感動・感激を!! 顧客満足度東北ナンバー1を目指す - …

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オートエムワン/中古車販売を通じてお客様に感動・感激を!! 顧客満足度東北ナンバー1を目指す

企業・団体 2012年09月22日
オートエムワン 武藤伸一社長

オートエムワン 武藤伸一社長

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リニューアルオープンの感謝祭で広大な敷地内を縦横無尽に歩き回り、誰よりも大きな声でお客さんに声を掛けていた武藤社長。一見、強面だが、何かに付け『感謝』という言葉が口にでる心優しい経営者である。武藤社長が歩んだ20年と今後の展開についてレポートする。

■プロフィール≫
武藤伸一社長は昭和41年11月生まれの45歳。神奈川県川崎市の出身で中学の時に、現在の大曲市に移り住んだ。地元の高校を卒業後、秋田トヨペットに就職。最初はサービス部門に配属されたが1年後に新車営業に異動。天性の営業センスを発揮し、毎年メーカー表彰を受け秋田県下トヨタ系ディーラーの中でトップセールスマンとなる。ところが平成4年4月、24歳の時に会社がオーナー系からメーカー系傘下になると将来を嘱望されていたにも関わらず『自分の良さを発揮できない』とあっさりと退職。2ヶ月後に会社を設立、現在の場所で中古車販売をスタートする。当初は直販1本だったが、仕入れでAA会場に参加するようになると、AAに魅了され、業販も展開。同時にJU秋田に参加しAA運営にも携わるようになる。ここでも頭角を現し、27歳で青年部会長、29歳で副理事長に上り詰める。今でも語り草になっているが、手ゼリのJU秋田で出品1,000台を達成した青年部主催AAは、同氏が青年部会長の時のことである。こうして徐々に直販よりもAAを利用した業販のウエイトが大きくなるにつれ、創業時の信念からかけ離れていることに気がつき、10年前の35歳の時に、AAは必要な範囲に留め、直販主導に軌道修正した。

■創業から変わらぬ信念と今後目指すもの
 武藤社長が創業時に決意したこと、それは「中古車販売を通じてお客様に感動、感激を与える」ということである。これは武藤社長の信念であり、会社の信念でもある。これを今後も貫いていく覚悟として、ショールームの入り口に決意表明として、お客様に宣言している。この信念をもって目指すところは『中古車のテーマパークであり、模範となるのはディズニーランドだ』と言い切る。具体的には、『お客様に感動・感激を与える接客や店づくりをし、そして感動・感激するような商品を提供していきたい。この実現に向け、これからも全力で邁進し、当面の目標は「顧客満足度東北ナンバー1」を目指す』と力強く語ってくれた。

■成功の要因
 これまで20年間、堅実に右肩上がりで推移してきた要因を尋ねると、『まず何事にも感謝の気持ちを忘れないことが第一。そして第二は時代の流れとともにめまぐるしく変化するユーザーニーズを的確に掴むこと』と言う。特に『総体的にクルマに対する価値観が低下していく中で的確に掴むことは難しく、これまでに何度も外し失敗したこともあった。ただこの外した時に、いかに速やかに修正するかが重要だ』とつけ加えた。『第三に経営資源である人・物・金の有効活用で、特に何と言っても人材の育成には力を入れてきた。中小企業としては少々背伸びしていると思われるかもしれないが、長年コンサルティング会社に依頼し、社員教育を継続している。これが効果を発揮し要因の一つになっていることは間違いない』と語った。

■ネット販売の展開
 これまでの取組みから、オートエムワン社は100%地域密着型の店と勘違いされてしまうかもしれないが、実は顧客の6割は県外のユーザーが占めている。これは武藤社長が、11年前からどこよりも早くネット販売を積極的に展開してきたことが数字として表れている。当時は自身もネットで高額な中古車が売れるだろうかと半信半疑だったが、11年間続けてきた結果、ネットでも十分中古車は売れると確信に変わった。 
基本は、『いかにネットユーザーから商品と店に対して絶大な信頼を得られるかであり、それを徹底的に訴求すること』と言う。今回のリニューアルは地元ユーザーに対して感謝を示すものではあったが、これをサイト上で紹介することでネットユーザーの店に対する信頼性も高まった。またスタッフの電話応対も店に対する信頼性を左右する重要な要素であり、スキル向上に努めた。このような努力を11年間積み上げてきた。今後もネット販売は拡大すると見込んでおり、新たな秘策も考えている。

■今後の展開について
まずは後継者の育成。人材の確保や育成については、これまでお金も時間も費やしてきた。新卒採用も定期的に継続しており、今年は地元の国立大学をはじめ2名を採用した。このように活動を続けてきた結果、優秀な人材は確保されている。あとは後継者だが、その育成に関しては、自らが後継者候補に対して、スタッフの配置や指示方法、また経営に対する思いにいたるまでを伝えている。その中で今、武藤社長が期待を寄せている人物がいる。それは店長の樋口好和氏(35歳)だ。樋口店長は18歳の時、初めてクルマを買って以来、このお店のユーザーだったが、武藤社長が彼の人柄やクルマに対する情熱にほれ込み、再三『うちの会社にこないか』と誘い続け、27歳の時に同社に入社した。サービスマンとして入社したが、見事に武藤社長の期待に応えて実績を上げ、その後工場長、店長と短期間で昇格している。
その樋口店長は、『素晴らしいクルマを扱えて毎日が楽しいし、お客様の喜ぶ顔を見るとやりがいを感じている。自分はまだまだ微力で社長の足元にもおよばないが、一生懸命努力して、東北ナンバー1を目指して頑張っていきたい』と述べた。 
武藤社長は『現時点で彼が一歩リードしていることは確かだが、うかうかしていればすぐに追い越されてしまうだけの優秀なスタッフはたくさん控えている。お互いが切磋琢磨し後継者レースがデットヒートしていけば会社全体の底上げにつながる』と語ってくれた。

もう一つ、今後の展開について話してくれた。これからネット販売を拡大させて行く上で、県外、それも東北自動車道沿線でより関東に近い場所に納車整備機能をもった3,000平方㍍程度のヤードを確保していきたいとのこと。現状、仕入れは関東のAA会場が9割だが、落札した車輛を一度秋田に回送し、点検・整備した上で、全国のユーザーに納車している。良質車をなるべく安い価格で提供するには、極力コストを抑える必要がある。コストの中で最も大きなウエイトを占める陸送費を削減し、また納期も短縮できることから、この構想を早急に実現したいとしている。

これまで、明確な信念のもと、確実に計画を達成してきたオートエムワン。可能性は無限大であり、今後も大きな飛躍が期待できる注目企業である。

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