ＵＳＳ名古屋／来年１月着工のＵＳＳ名古屋新会場の概要が決定

オークション 2012年09月08日

決定した新会場外観パース

　ＵＳＳ名古屋（愛知県東海市・安藤之弘会長兼社長）が来年度の竣工を発表している『新会場』の概要がこのほど明らかになった。

　ＡＡ会場が事務所・立体駐車場と一体となった７階８層建のビル型ＡＡ。ポス席は１３００席、立体駐車場の収容可能台数は２２００台で、レーン数は10レーン方式を採用する。１Ｆには事務所の他、役員室・会議室と応接室などを設置。また、社屋１Ｆに送迎バスの発着所と、ビル上階には来場者駐車場（従業員駐車場含む）があり、会員が時間を掛けずスムーズにセリ会場に行けるようになっている。また、１３００席を備えるセリ会場には柱など障害物が一切ない。

　安藤之弘会長兼社長は、「会員の利便性と快適性を追求した会場づくりを目指している。場内にはエレベーターを４基、受付からポス席に向かう２階まではエスカレーターを設置する。食堂も７００席、喫茶コーナーも２５０席と現在の２倍の規模を用意する。セリ会場・来場者駐車場・送迎バス乗り場が一体となった全天候型ＡＡ会場なので、来場者は悪天候でも一切雨に濡れる心配が無い。内装などを決め、10社以上から見積もりを取り建設会社を決め来年の１月には着工したい。決定した会場外観（パース）などは、30周年記念ＡＡの前日に催す『感謝の集い』の場で披露する」としている。

　全国のオークション会場で、ポス席・来場者駐車場・高額車などの商品車置き場・送迎バス乗り場が一体となったＡＡ会場は例が無い。竣工後は、中部圏だけに止まらず関西圏などを含め、ＡＡ会場間の競争がさらに激化すると見られている。

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