写真左から相馬副座長とJU近畿・財藤会長、糸尾座長

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JU近畿連絡協議会(財藤和喜男会長、JU近畿)は10月18日、大阪市中央区のシティプラザ大阪で「第1回専門委員会」を開催した。同委員会は近畿2府4県JUから若手を中心に会議メンバーを結集、将来に向けたデジタル化への対応など、先進的な議論を行い、会議でのフィードバックは財藤会長や執行部に伝達する。今回の会議には財藤会長をはじめ、各府県JUの会長・理事長らが出席したが、次回会議以降は、糸尾賢司座長(JU大阪青年部会長)と相馬一生副座長(JU兵庫流通委員長)を中心に若手主体で活発な議論を行う予定だ。
同会議は今回が第1回の開催で、各府県JUから選出された委員の紹介や会議の方向性などについて最初の議論を行った。会議名称については、次回以降の会議で決定するが「委員会」という枠組みではなく、財藤会長直轄の「ワーキンググループ(WG)」という位置付けで展開する。
座長に選出された糸尾氏は、JU大阪の青年部会長と親会に新設された「デジタル委員会」の委員長を務める。
30~40歳台のメンバーが中心に集まって、将来の生き残りをかけたデジタル化への対応などをテーマに議論を行い、具体的な事業化などについては財藤会長にフィードバックした後、執行部で検討する。
主に扱う内容は、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の活用など、中古車小売りに係るインターネットメディアの利活用。若手メンバーが自社で行う事例などを交えて議論を行い、WGとして業界の活性化や生き残りにつながる意見や事業案を親会にぶつけていくスタイルで展開される。
冒頭、財藤会長は「将来の方向性を含めて今後の取り組みをまとめていってもらいたい。『JUに入会して良かった』という組織作りのため、活発な意見をお願いします」と期待を込めたあいさつを述べた。
森本義則総務委員長は「JU近畿として良いアイデアを出し合い、会員店に役立つ会議を実施してください。次回以降はZOOMなどを活用したWEB会議を通じて活発な議論をお願いします」と話した。
座長に選出された糸尾氏は「近年は『若い世代の発信力』が注目されている。各府県JUに発信力を身に付けてもらいたい。SNSなどを活用し集客につながえる取り組みを推進できるよう、この場で検討を進めていきたい」と意気込みを話した。