JU新潟(新潟市南区)は7月29日「JU新潟会館オープン10周年記念AA」を開催した。
本開催はJU関連協及び同JU青年部会協賛で開催、また同JU組織内外からの活発な参加が寄せられ、1,729台を集荷し出品記録を更新した。
開会式で海津博理事長は「この10年、(会員の)皆と共に歩み、新潟県の中古車流通の活性化に努めてきた。今後も更に工夫し会員の商売を支援していく」と挨拶した。
来賓の祝辞では澤田稔JU中販連会長が今回の出品新記録を受け「お客様の支持が圧倒的だ」と、また隣接県で提携関係のJU福島の川村秀夫理事長は「提携から7年、(3月の)震災でもJU新潟はいち早く駆けつけてくれた。今後も強く提携していきたい。」と述べた。
当日に新潟・福島豪雨が重なった影響は幾らかみられたものの、この大型開催に同JU会員、そして東日本を中心に中部、北陸地方からもJU関係者が参加、積極的な取引を行い開催全体で約50%、現車出品では約60%が成約の好実績を収めた。なお、この豪雨での同JU、及び同会員の被害は回避された模様。
同JUは現会場開設直前の時期から「LBクラブ」(98年設立)など会員参加型の運営施策を各種導入、同会場とともに地域流通構築を進めてきた。また、そのうえで県内外を結ぶネット接続も積極的に導入を進め、「現在では欠かせないほどの比重に」(関係者)まで普及。5月に導入したJU新システムをネット効果向上に活用する考え。
また、隣接県JUを中心にした提携・交流も会員への県内外の流通効果提供と人的交流の両面から、今後も推進する。