日本自動車販売協会連合会が発表した６月の中古車登録台数（軽を除く）は、合計で前年同月比４.３％減の３１万３３８０台、６ヶ月振りに前年同月実績を上回った先月から一転して、再び前年同月を下回った。６月単月としては、１９７８年の統計開始以来、過去最低の実績となった。ピークだった１９９５年（４８万８５５３台）の約６４％の水準。

　主要都道府県別の中古車新規・移転・変更登録台数は宮城県（前年同月比７５．３％増／１万２９８５台）、岩手県（同４１．４％増／５２０６台）、福島県（同８.８％増／７６１３台）が、前月と同様に前年同月実績を上回った。その他、東京都は８.４％減の１万８８３９台、愛知県７.９％減の２万８７２台、大阪府５.６％減の１万３６８９台となった。

　輸出抹消登録台数は、前年同月比１８．９％減の４万８７５９台、永久抹消登録台数は、同５.３％減の３万７４５３台、昨年の１０月より９ヶ月連続して前年同月を下回ったが、前年同月比の減少幅は縮小傾向にある（２月６２．７％減、３月６２．１％減、４月６２．７％減、５月１５．９％減）。