平成元年５月、福岡県古賀市（九州）で「初の企業系オートオークション」として開設し、九州の中古車流通活性化に大きく寄与した九州中央オートオークション福岡（ＫＣＡＡ福岡・福岡県古賀市）が５月19日、「設立22周年記念ＡＡ」を開催した。
当日は周年記念開催の特別企画として、全車出品料が１０００円（流札持のみ）とされたことが奏功し、ディーラー会員と一般会員から２８２３台ものタマが出品された。
セリ前の挨拶で大峰高し社長は、「会員皆様の絶大な支援のお陰で盛大に22周年を迎えられた。東日本震災の影響で、50年近い歴史の中で未曽有の厳しい不況にもかかわらず、２８００台を超える出品を頂けたことに感謝している。今後も社員と一丸となり頑張っていく」と謝辞を述べた後、前年度の年間実績を報告した。
　続いてオークション部門統括の豊丸美行常務も挨拶に立ち、「ディーラー会員、一般会員の皆様に無理なお願いをし、泣く泣く出品を頂いた。心からお礼を申し上げたい」と述べた。
　当日は関西、中国エリアからも多くのバイヤーが来場。ＵＳＳ九州の合野栄治副社長、ＵＳＳ岡山の金田晴一会場長もお祝いに駆けつけた。
【今年度の取り扱い実績】
年間出品は８万２４２６台（前年度９万７３４５台）、成約台数３万２５７７台（前年度３万５４３６台）、成約率39・５％（前年度36・２％）。