2018年3月からニュージーランドへ輸入される車両では「排気量2000cc以上の輸入される中古車に横滑り防止装置（ESC）※が必要」という条件が適用される。ただし、排気量1999cc以下の排気量の車両は除外。すでに2016年3月からSUVおよびすべてのオフロード車の4WDの中古車は、横滑り防止装置が同国への輸入に際して必要となっている。

　2月中に通関港で行われるニュージーランド向け輸出前検査を受けていれば、排気量2000cc以上の中古車はニュージーランドで受入れ可能となるが、同国向けの人気車両で排気量が2000cc以上の車両に関しては、流通価格に影響が出る可能性が懸念される。

※ESCは横滑り防止装置の総称となり、メーカーによって呼称が異なる。