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12月鉄スクラップ市況情報

  • 鉄スクラップ価格推移 鉄スクラップ価格推移

国内鉄スクラップ相場は強含みのまま越年

 日本鉄リサイクル工業会(東京都新宿区)は1月4日、国内の鉄スクラップマーケット情報を発表した。12月の国内鉄スクラップ相場は一段と上昇し、前月末と比べ各地で1500~3000円値上がりした。月末の関東地区H2炉前価格は2万6500~2万7500円と、2014年12月以来2年ぶりの高値を付けている。

 1~3月期の原料炭契約価格が285ドルと前期比85ドル大幅高で決まり、原料高を転嫁するための鋼材値上げが世界的に相次いでいる。こうした流れを背景に鉄スクラップも国内外で騰勢を強め、米国産スクラップ成約価格はトルコ向けが296ドル(CFR)、韓国向けが283ドル(CFR)とともに300ドルへ向け右肩上がりで推移した。1ドル=117円台に進んだ円安ドル高も日本産スクラップに追い風となり、韓国向けH2輸出FOB価格は前月末比3000円高の2万8000円に続伸した。

 国内鉄スクラップ相場は全国的に強含みのまま越年しており、今後も堅調に推移するとの見方が根強い。一方で、鉄鋼価格の急騰を先導してきた原料炭スポット価格はすでに大幅な下落に見舞われており、相場先行きを警戒する声も徐々に出始めている。


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