トヨタ自動車株式会社（以下トヨタ）は２０１６年１２月１４日(水）より、 新型車Ｃ‐ＨＲを全国のトヨタ販売店にて発売を開始した。 Ｃ‐ＨＲは、発売前から長期間に渡って定期的に情報を発信していくチャレンジングなプロモーションを展開、２０１６年３月のジュネーブモーターショーを皮切りにＣ‐ＨＲ特設サイトを通じて各種情報を公開。 国内販売車の外観や仕様も、早々に公式Ｗｅｂサイトや全国規模で行った屋外広告にて披露。 加えて、ユーザー向けの試乗会やＷｅｂ上の「先行商談予約」を実施しており、発売前から多くの注目集めていた。
　
　Ｃ-ＨＲは「もっといいクルマづくり」の実現に向けたクルマづくりの構造改革である『ＴＮＧＡ』の２号車として投入した。ＴＮＧＡ第１号車のプリウスとプラットフォームを共通にしながらも、世界の様々な道での走行テスト・欧州の一般道路でのステアリングやショックアブソーバーのチューニングなど、運動性能にこだわってＣ－ＨＲならではの味付けを実施。「レスポンス」「リニアリティ」「コンシステンシー」を突き詰めることで、コンセプトである（我が意の走り）を追求、２０１６年５月にはＴＯＹＯＴＡ　ＧＡＺＯＯ　Ｒａｃｉｎｇの活動を通じ、ドイツで開催した第４４回ニュルブルクリンク２４時間耐久レースに参戦し完走を果たしている。

　Ｃ－ＨＲが属するコンパクトＳＵＶ市場は、他市場に比べ内外装デザインを重視するユーザーが多いためデザインにも徹底的にこだわっている。特に外形デザインは、デザイナーの想いをそのままの形で実現することを目指して開発。スピード感あるキャビン形状・彫刻的な面造形・ダイヤモンドをモチーフに強く絞り込んだボディと大きく張り出したホイールフレアの対比など、独創的なスタイルを追求している。

　燃費については、ハイブリッド車はクラストップレベルの３０．２Ｋｍ／ℓを実現。「平成３２年度燃費基準＋２０％」を達成するとともに、「平成１７年基準排出ガス７５％低減レベル」の認証取得とあわせ、「エコカー減税」の対象とした。１．２ℓターボ車（レギュラーガソリン仕様）は１５．４Ｋｍ／ℓを実現し「平成２７年度燃費基準＋５％」を達成するとともに「平成１７年基準排出ガス７５％低減レベル」の認定取得と合わせ「エコカー減税」の対象とした。