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日本オートオークション協議会/「消費者に信頼性の高い中古車を流通することが使命」、「第6回定時総会」を開催、新役員人事を決定

  • 左から、丸山明副会長、澤田稔副会長、向井英夫会長、荒井寿一副会長、井坂智夫専務理事 左から、丸山明副会長、澤田稔副会長、向井英夫会長、荒井寿一副会長、井坂智夫専務理事
  • 記者会見で挨拶する向井英夫会長 記者会見で挨拶する向井英夫会長
  • 懇親会にて檀上に立つ新役員 懇親会にて檀上に立つ新役員
  • 丸山明副会長より乾杯の挨拶 丸山明副会長より乾杯の挨拶
 NAK(日本オートオークション協議会)は6月12日、都内のホテルにおいて開催した「第6回定時総会」で新役員を決定し、新会長にトヨタユーゼック代表取締役社長である向井英夫氏が就任した。

 総会後の記者会見で向井会長は、「NAKは平成13年に任意団体として設立され、一貫して中古車オークション事業の健全化を目指し国内外の消費者の皆様に信頼性の高い中古車を供給する流通市場の育成に寄与することを使命に取り組んできた。NAKはJU中販連系、企業系、メーカー系で組織され、走行メーター巻き戻し防止を最重要課題として運営している。昨年10月より全国のオークション会場で参考情報として閲覧できる出品票閲覧システムを稼働させ、本年は更に充実させていきたい。また、NAKの使命に対する社会的責任が増している中、システムやルールの見直しも図りながら役割を果たしていきたい」と就任の抱負を述べた。

 さらに総会後に開催された懇親会で向井会長が挨拶に立ち、「安藤前会長から引き継ぎ新たにNAK会長に選出されました。中古車業界の発展に向け、経験豊富な澤田副会長、荒井副会長、新旋風を吹き込んで頂く丸山副会長、事務局として井坂専務理事と共にNAKの発展に向け一生懸命取り組んでいきますので、何卒よろしくお願い申し上げます」などと述べた。

【平成26年度 新役員名簿】

    (敬称略)
◆会長/向井英夫(株式会社トヨタユーゼック)
◆副会長/澤田稔(一般社団法人日本中古自動車販売協会連合会)
◆副会長/荒井寿一(荒井商事株式会社)
◆副会長/丸山明(株式会社シティライト)
◆専務理事/井坂智夫(一般財団法人日本自動車査定協会)
◆理事/安藤之弘(株式会社ユー・エス・エス)
◆理事/磯﨑孝(一般社団法人日本中古自動車販売協会連合会)
◆理事/大峰高(株式会社九州中央オートオークション)
◆理事/奥山建(株式会社日産ユーズドカーセンター)
◆理事/木谷忠(一般社団法人日本中古自動車販売協会連合会)
◆理事/元坂明(一般社団法人日本中古自動車販売協会連合会)
◆理事/塩原淳平(株式会社ベイオーク)
◆理事/高橋章(株式会社いすゞユーマックス)
◆理事/田畑利彦(株式会社ジェイ・エー・エー)
◆理事/永谷敏行(株式会社シーエーエー)
◆理事/藤沢晃生(株式会社ホンダユーテック)
◆理事/武藤孝弘(一般社団法人日本中古自動車販売協会連合会)
◆理事/山本寛(マツダ中販株式会社)
◆理事/米倉晃起(株式会社ハナテン)

◆顧問/小川逸樹(一般社団法人日本中古自動車販売協会連合会)
◆顧問/藤崎清孝(株式会社オークネット)
◆監事/鈴木章郎(株式会社シーエーエー)
◆監事/藤原寛治(長野国助法律事務所)

【25年度事業報告について】

◆概況
 平成25年度の新車販売は、上期はエコカー補助金政策の反動から厳しい状況が続いていたが、9月より増加に転じ、オークション会場への出品台数も10月より連月、前年実績を大幅に上回り、年度累計で722万9千台(前年同期比3.6%増)、成約率は前年同期比9.6%増という好結果であった。当協議会の主要事業である「走行距離管理システム」については、大半の中古自動車の走行距離データが蓄積され、走行メーターの改ざんについては当協議会創立時と比較し大幅に改善することができた。さらに、「出品票閲覧システム(走行管理システム出品票登録)」は会場間で閲覧が可能となったことから、昨年度はセリ登録件数に対して、出品票画像登録件数は91%に達し、会場の事務効率化に繋がっている。消費者開示システムは依然として一般消費者からの関心が高く、走行距離データ確認のために活用されている。

◆事業の内容
1.走行距離管理システムの確実な運営
会員数、会場数推移(平成26年3月末)は前年度対比3会員、3会場増加し70社127会場、個別契約端末数1881(前年比43増)、自工会販社端末数1459(前年比30減)、データ総数1億4055万320件(前年比1194万8778件増)、概算車輛台数5365万7243台(前年比441万8540台増)であった。走行距離管理システムは、会員会場および個別検索利用者からの情報提供に加え、自工会として新車販売店からの情報提供によりデータ量をさらに拡大することができ、オークション事業者へ「走行距離」情報を円滑・迅速に提供している。

2.業界の抱える課題の検討
(1)評価点ガイドライン(第1次)の円滑運用および「ガイドライン第2次の必要性の検討
(2)「修復歴判定マニュアル第3版」の円滑実施
(3)走行表示に関する諸問題の検討
(4)自動車リサイクル法への協力
(5)消費税アップに伴う影響に係る調査研究

3.会員各社への情報提供
経済産業省等諸官庁、自動車団体からの諸情報と共にオークション取引に関わる不正業者情報の提供を行っている。

4.NAK組織の拡充
(1)会員・個別検索利用者・自工会関係ディーラーの加入促進
(2)総会、理事会および運営委員会の定期開催
(3)事務局機能の強化

5.消費者に対する情報開示の推進
消費者への情報開示検索依頼件数の推移(平成26年3月末)は、検索件数193件、内異常件数41件、異常率21.2%(前年比0.9%増)となった。

6.全国ブロック会議の開催

7.自動車関係諸団体との緊密な連携と情報交換の推進

8.海外視察団の派遣

以上

 同協議会は平成26年度の事業計画の概要について、国内で流通する中古車の走行距離データの拡大と蓄積したデータの迅速かつ確実なシステム運営に努め、業界の抱える諸問題についても運営委員会、専門部会等で十分な検討を行い各課題の解決に努める。また、オークション事業者の社会的な責任も増す中、会員に対する迅速かつ有意義な情報提供を行うことにより、オークション業界の健全な発展に資する。併せて、一般消費者の求める情報提供を「消費者情報開示システム」により行い「メーター改ざん」の撲滅に貢献するとしている。

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