ＫＣＡＡ山口（山口県山口市）は11月19日、「おかげさまで11周年記念」と銘打ったオープン記念ＡＡを開催し、出品１３２５台・落札８７０台・成約率65.７ ％ と60％を超える成約率を記録した。

　セレモニーで挨拶に立った大峰高社長は、「本日は会員の協力でタマ不足の中、１３００台を超える出品を頂けた。また本日、遠くは埼玉・大阪・岡山から来場を頂きました。これからもスタッフ一同、会員に喜んで頂ける商いの場を目指し、12年、15年と頑張っていく所存です」などと謝辞を述べた後、同会場の年間総取り扱い台数３万０１８７台（前年度３万３８１１台）、成約台数１万３２５４台（同１万３８２１台）・成約率43.９％（同40.９％）を報告した。

　取材に対し、大峰社長は「今日の台数は現場の社員もよく頑張ってくれたと感謝している。エコカー補助が終了し、新車市場は厳しいが中古車の小売りは多少上向いてきている。円高も一時80円前後になり、一時70円台突入かと危惧されたが、83円台に戻り輸出業者の応札も上昇傾向にある。まだまだ厳しい状況が早期の景気回復に期待したい」と語った。　

　今回の記念開催では２台・５台・７台以上の各取引に設定された台数賞と、特別企画として提供された居残り賞（香港ペア旅行券や液晶テレビなどの豪華賞品）が奏功し、当日のセリを盛り上げた。