ＪＵ中国四国連絡協議会（上田純二会長、ＪＵ中四国）は９月４日、広島市中区のリーガロイヤルホテル広島で「令和６年度第１回金融・小売振興委員会合同会議」を開催した。中四国９県の金融・小売振興両委員会メンバーが一堂に会して、両委員会が展開する秋キャンペーンの施策などを共有した。会議後には、１０、１１月の２カ月間展開するＪＵクレジット「オータムキャンペーン」の目標必達に向けた決起大会を行った。

　会議の冒頭、上田会長は「７月のサマーキャンペーンでは、９商組が揃って目標達成し、ブロック全体の達成率は１１８％という実績だった。中でもＪＵ岡山はキャンペーン４０連覇を達成し、本部表彰の対象になっている。小売振興の分野では、われわれの業界にとっては大変厳しい状況下ですが、各商組が一丸となった取り組みを推進していきましょう」と、あいさつを述べた。

　小売振興委員会の冒頭、岡隆夫委員長は「市場環境は厳しい中ですが、どうすればこの業界で事業を行う次世代の人たちが希望を持てるか、まずは小売りでたくさん売っていただき、１台でも多く販売することがクレジット推進にもつながります。小売、金融それぞれのキャンペーンを成功裏に終われるよう、皆で協力して盛り上げていきましょう」と、各県ＪＵの協力を呼びかけた。
　ＪＵコーポレーションからは田中健一部長が会議に出席し、同社が展開するＤＸ（デジタル・トランスフォーメーション）に関する取り組みなどを説明した。

　金融委員会の冒頭あいさつで小松豪委員長は「サマーキャンペーンでは、全商組目標達成ありがとうございます。１１８％という高実績でした。本日は皆さんの忌憚のないご意見をいただき、活発な意見交換ができれば幸いです」と、話した。
　会議にはＪＵ中販連本部やオリエントコーポレーション関係者が出席、笹島智哉執行役員があいさつを述べた。