車買取・販売のフランチャイズチェーン FC 「アップル」を展開するアップルオ ートネットワーク 東京都中央区、長塚秀明社長は８月２３日にアップルアカデミー「 お客様から好かれる買取商談セミナー」をオンラインで開催した。

　今回は、チェーン内でも お客様からいただく喜びの声が多い アップル 武蔵村山店の奥川氏にインタビューを行った。中古車業界に対して不信感を抱いているユーザーはまだまだ存在する。ユーザーへの向き合い方を今一度、見つめ直す機会となった。

　アンケートハガキを見ながら、ユーザー対応の中で、同氏は どのようなことを考え、何を大切にして、どんなことを実践してきたのか。ユーザーから好かれるための考え方と具体的な行動を共有した。

　研修後のアンケートでは、参加者たちから様々な反応が寄せられた。「ユーザーに対して興味・関心を持つことの大切さを再認識しました。興味を持たなければ、お客様のことも、お客様の愛車のことも深く知ろうとせず、結果的に商談が中途半端に終わってしまうことが分かりました」と、ある参加者は述べた。

　また、別の参加者は「当たり前のことを当たり前に実践することの重要性を痛感しました。商談には特別なテクニックが必要ではないと気付かされました」と語り、基本に忠実であることの重要性を強調した。

　さらに、「ただ業務として車を買い取るのではなく、お客様が手放す際の気持ちに寄り添う姿勢が大切だと感じました。営業マンとしてだけでなく、一人の人間としてお客様に向き合うことを心掛けます」との意見も寄せられた。

　同社では、チェーンの強みの一つである人間力と営業スキルを高めるべく、引き続き人材教育に力を入れていくとしている。