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関東中古車AA流通全体概況(9月上旬) 景況減速感と半期決算期取引との攻防的展開に 好商材の不足感と為替新局面から新たな構図も?

  • 商品性や質での傾向の離散化、価値の違いの影響度が大きい市場になるか 商品性や質での傾向の離散化、価値の違いの影響度が大きい市場になるか
 関東地区のAA中古車流通は9月上旬、月初の取引手控え感を挟んで、半期決算期に入った取引ニーズと現在の景況停滞感との攻防で推移した。

 出品については主要会場を中心に8月後半からの増加傾向が継続、円高を中心とする現在の景況からの売りから先行する流れに。
 一方で成約率では3日までは取引手控え感からの伸び悩みの後、5日以降は一定の反発が見られたもののいまひとつ力強さに欠け全体的には微増に留まっている。

 この間、取引価格は全体的に軟調となっているが、それと対照的な動きもある。それは本年より顕著になった、良質な車両などの好商材の慢性的な不足感からのそれらへの堅調な引き合い。主要会場の編成によってはそれら良質・好商材車が取引、または成約単価を押し上げた場合も存在する。

 このような推移から、本年度後半の市場の取引の構図は景況に影響される引き合いの強さのベクトルに加え、商材の性質のベクトルから、より傾向分布が離散するような構図となる可能性もある。その意味で、これまでとまた違う市場構図が起こりうるともいえる。

 また政治、経済などが不安定な状況から一旦は低調ながらも方向が見え、為替も当面現在の水準が予測される中、年変わりを控えた輸出関係の見切り的な動きの兆候もみられる。これが秋口の取引に影響するか要注目。

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