日本自動車販売協会連合会が発表した８月の中古車登録台数（軽を除く）は、合計で前年同月比３.４％減の２８万５６７９台、３ヶ月連続して前年同月を下回った。

　８月単月としては、２００９年の過去最低台数（２７万４２３４台）に次いで、統計開始以来、下から２番目の実績となった。ピークだった１９９５年（４３万８００２台）の６５．２％の水準。

　主要都道府県別の中古車新規・移転・変更登録台数は合計で宮城県（前年同月比５４．７％増／９８９０台）、岩手県（同３４．６％増／４５０７台）、福島県（同１３．９％増／７１３１台）、茨城県（同０.
３％増／１万６０４台）の４県が、前年同月実績を上回った。なお、宮城、岩手、福島の三県は４ヶ月連続の前年同月比増。その他、東京都は３.８％減の１万７３１３台、愛知県６.４％減の１万８９８９台、大阪府４.４％減の１万３１４２台となった。その他、香川県を除いた各都道府県の前年同月比減少幅は一桁台に留まった。

　輸出抹消登録台数は、前年同月比１１．３％増の１２万７３９５台、永久抹消登録台数は、同４２．６％減の２万９３５９台、昨年の１０月より１１ヶ月連続して前年同月を下回った。