グーネット自動車流通

メニュー

バディカ書籍案内

5月鉄スクラップ市況情報

3ヵ月ぶりの安値に後退

 日本鉄リサイクル工業会(東京都新宿区)は6月1日、国内の鉄スクラップマーケット情報を発表した。4月まで強基調で推移した国内鉄スクラップ相場は5月に入ると高値修正局面を迎え、H2炉前価格は各地で6万円を割り込んだ。月末のH2炉前価格は関東が5万6000~5万7000円程度、関西が5万7500~5万8500円程度と前月末比8000~9000円下落し、東西ともに3ヵ月ぶりの安値に後退している。

 海外では安価なロシア産ビレットの流通が伝えられた4月以降、トルコ向け成約価格が急反落し、海外需要家は一斉に様子見姿勢を強めた。その影響で日本産スクラップの新規輸出商談も難航し、ゴールデンウィーク明けには国際価格の下落が波及する形で国内でも高値修正の動きが本格化した。

 海外市場ではトルコ向けHMS成約価格がトン当たり455~460ドル(CFR)と3月に付けた高値からの値下がりが200ドル規模に拡大し、日本からの輸出価格は韓国向けH2で5万3500円(FOB)と前月の高値から12,500円大幅反落している。国内相場は輸出相場と比較して高値圏にあるうえ、電炉メーカーの荷止めや荷受け制限が広がり需給が緩和している地区も見受けられることから、国内相場はしばらく軟調に推移しそうだとの見方が多い。

オークション

企業・団体

店舗情報

ひと

コラム

新製品

新車ランキング

中古車ランキング

年頭所感

整備

板金