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シマ商会/大震災後移転オープンした「宮城トラックセンター」順調に展開 地元の復旧ニーズに応え、スタッフの元気とともに復興へ歩み

  • 現在の「宮城トラックセンター」 トラック・ダンプカー・クレーンの国内屈指の大型センターに(8/5撮影) 現在の「宮城トラックセンター」 トラック・ダンプカー・クレーンの国内屈指の大型センターに(8/5撮影)
  • トラック、ダンプからクレーン、ユニックと同社ならではの「使える」品揃え トラック、ダンプからクレーン、ユニックと同社ならではの「使える」品揃え
  • 5月のオープン時の同店のスタッフたち(右端に島社長、左端に島副社長)。今回はみな多忙で揃っての撮影はできなかったが、文中のように元気に頑張っている。 5月のオープン時の同店のスタッフたち(右端に島社長、左端に島副社長)。今回はみな多忙で揃っての撮影は…
 本サイトで5月に「大規模リサイクル事業所「ゆめ工場」再開 震災の四重苦を乗り越える」(http://www.goonews.jp/news.php?view=auto&mode=detail&id=803)として掲出した、東北地方、そして国内有数の自動車再利用の大規模事業者、シマ商会(福島県南相馬市)。
 その際に併せて紹介した宮城トラックセンター(宮城県名取市)に8月上旬に再訪した。

 5月16日のオープン日にはまだ造成中だった展示場も写真のように整備を終え、総台数110~120台前後のトラックが並ぶ一大センターとなっている。

 「ダンプやクレーンなど復興・復旧作業での使用を目的とした車輌の販売が多いです。県外の業者様向けの販売の割合が減り、地元のお客様・業者様への販売が増えました。現在は月販50台前後まできています。」(同店スタッフ)と、運営も順調に軌道に乗ってきている様子。
 東北エリアで有数のトラックの取扱い実績を持つ同社に、国内外、そして復興作業でのニーズに「復興の先頭に立つ」(島社長)との意で開設した同センターが応えている。

 「当初はエアコンもなく、室温は40度近くになることもありましたが、今では2基設置してプレハブながら快適に業務に取り組める環境に近づいてきました。しかし水もまだ引けてないので仮設トイレを使用するなどの不便も残っています。」という新店舗。5月のオープンの際にはまだ慣れようと懸命だったスタッフたちも「地元から2名採用してスタッフも増えましたが、おかげさまで毎日忙しくバタバタしています。」と復興へ元気をもって日々の仕事に励んでいる。

 「最近では地元のお客様からご紹介を頂いたり、トラックが好きなお客様が遊びにいらしたり、地元のお客様にも認知して頂けてきた感触があります。いまだお客様には、環境が整わず至らない点も多々ありご迷惑お掛けすることも多いですが、必要なお客様に、出来るだけ良い品質のものを、出来るだけ早くお届けできるよう社員一同日々努めています。」(同店スタッフ)

 同社は本社「ゆめ工場」そしてこの「宮城トラックセンター」と各事業を再開し、震災の四重苦を受けながらも復活している。


 「あの日」からまもなく半年。東北は着実に復興への道を歩み出している。

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