- 春の大感謝記念は66.5%の高成約率を記録 20時06分 [ KCAA京都 ]
- 総合機械7周年に名古屋会場では117台が集まる 17時00分 アライオークション名古屋会場
- 21周年記念は70.1%の高成約率を記録する活気 13時43分 [ USS福岡 ]
- 出品382台集め、88.0%の高成約率を記録 12時50分 [ 日産大阪AA ]
- 今年度最初のJU岡山青年部後援記念は大盛況 12時30分 [ LAA岡山 ]
「BAはこれからの流通機能を構築し、より販売店の商売を支援できるようにすることが使命。当社は創業以来『餅はモチ屋』と、BAに徹することを基本方針にしています」
とジャパンバイクオークション(兵庫県西宮市・以下JBA)の金島雅哉専務は言う。
その方法のひとつに「先行して市場形成の進んだ四輪AA(以下AA)、その大型会場を手本にして「質、スピード、量」を追求している」という。
JBAは西日本の物流の要衝・阪神湾岸地区に立地。陸海の交通、輸送で高い利便性を備える。そのため、国内、輸出と多様なニーズが寄せられている。
また、会場は収容能力と取引機能を備えたAA会場の設備を利用、文字通りAAを手本にした取引場構築を推進。
それは開催実績(別表・画像2)にも反映され、集荷、成約率とも国内上位実績に。
また注目点はAAの有力大型会場と同様の高い外部落札比率で、対全国で発信し買いが入る取引状況が分かる。それはweb会員の高い構成比率と全国への分布からも裏付けられる。
そのため、全国のweb会員へのフォローも重要なポイント。同社は関東地区に常駐スタッフを1名配置し、訪問を含めた対応を行っている。
そして、質にはこだわりを持つ。検査は1台につき箇所を分け2名以上で実施。
「箇所別に検査の担当分けすることで、しっかりと見分けることが出来、また人間の違いでの検査のぶれも抑えられます。」
また、構内での走行検査も実施。車体全体での走行機能の比重が高い二輪車では重要なポイント。
また、同社は軽バンの営業車に検査サンプルのモンキー、スクーターを各1台搭載。
それぞれ大型MT車、AT車のサンプルとして同社の検査内容を会員に説明し、会員の商売に役立ててもらう。このユニークな方法も「質」へのこだわりゆえ。
では、BAの将来像はAAの現在の姿なのか?
「おそらく、そうならないでしょう。」と金島専務。
「バイクはユーザーの嗜好性が高く、個々の購買行動や車両の個性が四輪より強いですから。」
現在のAAは市場形成により相場など情報が平準化されている。バイク、BAはそれに多様な個性や嗜好のベクトルがネットを通して交差し、より立体的に大きさを持った市場になるのか。
「でも何より、バイク販売店はバイクが好きで、少額の仕事でも真面目にやっている人が多い。それを応援していきたい。それが将来像ですね。」(金島専務)
オークション関連の過去記事を検索する