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TAA広島(広島県東広島市、北口武志社長)は1月12日、「14周年記念オートオークション(AA)&2021年初荷市」を開催した。出品台数は過去最多の3377台に上り、成約率も80.4%という高率だった。昨年末オープンしたばかりの「広島第二ヤード」がうまく機能したことで、過去最多出品台数を収容することができたという。
セリ開始前のセレモニーでは、北口社長が挨拶に立ち「TAAは昨年、92万9000台の出品を集め前年超えの実績を確保するとともに、5年連続で過去最高実績を更新しています。広島会場においても、当初5万台レベルだった出品ボリュームも8万台を超えるレベルまで成長しました。中国エリアで群を抜く高い成約率を維持できているのは、会員や関係会社、地域の皆様のおかげです。TAA全体としても『ご商売しやすい会場』を目指していますが、ここ広島会場におきましても第二ヤードを新設しました」と話した。
宮崎佳紀会場長は「ここ数年は西日本豪雨や新型コロナなど、大変厳しい状況に置かれていかすが、こうして記念AAを開催できているのは会員の皆様のおかげです。今回の記念AA開催に際しては、会場始まって以来の搬入ストップをかけるほどの活況でしたが、今年もコロナ対策を徹底しながら、皆様のお役に立てるAA開催を続けてまいります」と挨拶を述べた。
同会場は昨年12月、会場近くの敷地を確保して「広島第二ヤード」を新設した。敷地面積は約9000平方㍍で、約500台を収容可能。増大する出品ボリュームに対応するほか、トヨタ販売店の中古車施策に対応する。
記者会見で北口社長は「2021年はTAAのプレゼンス向上や認知度拡大に努めたい。各会場で収容能力が足りない状況だが、ヤード新設などを通じてしっかりと出品車をお預かりできる体制を整備したい。販売店が残価設定型ローンなどで顧客の回転率を高める中で、再販インフラをしっかりと整備していきたい。TAAネットワークも今年は12会場4ヤード体制に拡充し全国ネットワーク強化を進めている」とTAAの全国ネットワークの状況を話した。4月には「TAA愛媛サテライト会場」の運用がスタートする。現在はサテライトヤードという位置付けだが、サテライト会場への格上げで、一般店からの出品も受け入れる。
今回の記念AAでは、出品台数の6割をトヨタ販売店からの出品が占めた。通常開催時は販売店と一般会員からの出品が半々だという。年始早々、トヨタ販売店から強固な協力で過去最多出品台数を達成した格好だ。
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