- ブロックの枠を超えJUの絆を深める 19時00分 JU福島
- ヤナセコーナー特設し、高成約率・高成約単価 18時49分 [ ZIP大阪 ]
- 加島特設ヤードを期間限定で運用し好実績 17時10分 [ TAA近畿 ]
- 統合20周年記念は出品900台に迫る勢い 16時00分 [ NAA大阪 ]
- 設立11周年記念AAは出品7586台、成約率59.7%の高実績 12時00分 [ JU岐阜羽島オートオークション ]
JU千葉(千葉市稲毛区・千﨑悟之理事長)は7月17日に開催の「設立46周年記念夏祭りAA」より、袖ヶ浦ヤードにおいて「現状車コーナー」を新設した。
JU千葉の「現状車コーナー」の一番の売りは、最大写真枚数30枚に加え、動画で車両状態を確認できる点にある。オークションに出品された車両写真にQRコード※を掲載、そのコードを読み取ることで「現状車コーナー」専用サイトへと遷移し、前述の写真点数や動画を閲覧できる仕組みとなっている。コードの読み取りはオークション会場のポス席画面からも可能であり、利便性の高いサービスとなっている。
同サービスを推進する井上寿夫小売振興委員長は「事故現状車は今まで特定の取引先で売買されること多かった。事故現状車でもオークションに出品し競られることが、出品店のメリットになる。適正な価格で売れることがビジネスであり、その意味でもオークションが一番良い。一方でバイヤーにとっては事故現状車の損壊具合を把握するのは難しい。そこで『現状車』専用サイトの写真や動画を通じて、エンジンが動くかどうか、部品が生きているか、生きていないかといった事故現状車の事実、下見と遜色ない情報を提供できれば、バイヤーが安心してポスを押し込み落札できる。今はセリも6割前後がライブであり、流れは変わっている。30台とは言え、写真や動画撮影の作業は実際に大変だが取り組んでいく。買い手の目線でどこまで紹介できるかがポイントであり、こだわっていきたい。JU千葉は常に進化していく」と思いを語った。
当日の「現状車コーナー」の出品数は30台、成約率90%超の高実績を記録。同コーナーが設置される袖ヶ浦ヤードには事故車専用の写真撮影台もあれば、フォークリフトも備えている。JU千葉は当面の間、毎週30台規模でのコーナー開催を予定している。
※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標
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