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TAA九州(福岡県小郡市、北口武志社長)は10月8日、「TAA九州会場オープン19周年記念オートオークション(AA)」を開催した。出品台数3392台を集め、2622台を成約、77.3%の高成約率の活気溢れるAAを開催した。出品台数は今年度最多というだけでなく、前年同期開催の「18周年記念AA」を150台近く上回り、高水準のAA実績を記録した。
セリ開始前のセレモニーでは北口社長が挨拶に立ち「これからもお客様1人ひとりの声を聞きながら、『売りやすい』『買いやすい』会場を目指してまいります。来年1月にはTAA兵庫会場をオープンしますが、関西エリアの会員利便を向上します。これからも皆様に信頼され、公平かつ公正なAA会場として邁進してまいります」と話した。
10月は月間企画として「19周年記念月間」を展開するが「出品台数の平準化につなげ、会員満足度(CS)の向上につなげていきたい」(稲田桂二会場長)とする。10月5開催は毎週イベント特別企画として、手数料割引などの施策を展開するほか、「月間取引上位賞」などのプレゼントも用意して、取引の活発化につなげる。
同会場の2019年1~9月実績(36開催)は、出品台数が前年同期比5.0%増の7万9950台で、成約率75.9%。1開催あたり平均出品台数は2221台に上る。9月単体では平均成約率81.4%を記録するなど、着実なボリューム増とともに、高成約率基調も高まっている。7月からスタートした「マツダコーナー」も定着化し、平均成約率は8割を超え、豊富な小売りダマ出品にバイヤーの関心が集まる。
こうした中、TAA各会場で積極展開する検査員教育強化と会員向けの査定講習会実施が会場の信頼性獲得や会員とのつながり強化につながっている。同社では引き続き、検査品質の向上や均一化に積極的に取り組む一方で、信頼性の高いTAAの検査ノウハウを販売店サポートにも生かしている。座学や実車講習を含む査定講習会を会場などで実施、九州会場においてもほぼ毎月何らかの講習会を実施している状況だ。
会員が参加しやすいAA会場として、設備投資や社員教育の強化を推進する一方で、日頃の検査業務などで蓄積した豊富なノウハウを惜しみなく販売店や一般会員に提供することで、関係強化につなげている。
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