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アンフィニ広島(広島市南区・土田和正社長)が運営するHAA広島オートオークション(AA)は2月8日、「HAA新会場27周年記念AA」を盛大に開催した。同会場は1977年、広島市南区大州で手ゼリAAをスタートさせた。過去には東尾道会場との2会場体制でAAを展開、92年2月7日からは現在の広島市安芸区矢野新町のオークションセンター会場で手ゼリAAを開催している。
セリ開始前のセレモニーでは、同会場の土路生雅博中古車事業部統括課長が挨拶に立ち「平成4年(92年)の新会場開設から、会員の皆様のご協力とご愛顧のおかげで27周年を迎えることが出来ました。本当にありがとうございます」と心からの謝辞を述べた。
同会場の手ゼリAAは、土路生統括課長と西原浩統括課長の2人がコンダクターを務め、複数の女性社員らがサブコンダクターを交代で行いながら、さわやかな掛け声とともに、1台1台丁寧に競る姿が印象的。毎月2回金曜日にAAを開催、1開催平均は150台規模だが、自社の買取り・下取り車出品とAA会員からのバランスの取れた出品構成が魅力。ここ数年、高成約率基調が強まっており、平均成約率は14年の60%から18年には66%まで上昇、活発な手ゼリAAが展開され「HAA広島ファン」も多数会場に詰めかける。
昨年は西日本豪雨災害で広島市安芸区や呉市などで大きな被害が発生したが、7月6日の豪雨災害当日はAAを開催するも、災害後多数の被災車両を同センターで受け入れたこともあり、7月後半のAA開催は休催とした。多くの会員に親しまれながら、AA開催を続けるとともに、「地元あっての会場」と災害復旧支援にも大きく貢献した。
同会場は開設当初、大阪府高槻市の「大阪マツダAA(OMAA)」を参考にレイアウトや運営方法を決めたという。数少ない手ゼリのディーラーAAとして、今も活発なセリを展開する。
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