- ブロックの枠を超えJUの絆を深める 19時00分 JU福島
- ヤナセコーナー特設し、高成約率・高成約単価 18時49分 [ ZIP大阪 ]
- 加島特設ヤードを期間限定で運用し好実績 17時10分 [ TAA近畿 ]
- 統合20周年記念は出品900台に迫る勢い 16時00分 [ NAA大阪 ]
- 設立11周年記念AAは出品7586台、成約率59.7%の高実績 12時00分 [ JU岐阜羽島オートオークション ]
TAA広島(広島県東広島市・北口武志社長)は7月10日、西日本豪雨災害により休催を余儀なくされた。オートオークション(AA)会場設備や出品車などには被害は無かったが、AA会場に来場する会員の安全確保を考えた決断だ。翌週には山陽自動車道の不通区間も奇跡的に復旧するなど、17日開催のAAからは通常開催に戻り、活発なAAで、地元の復興に不可欠な中古車流通活性化に寄与している。
同会場では6月22日付けで、会場長を兼務していた坂田仁志顧問が執行役員に就任し、広島・四国会場担当となり、宮崎佳紀氏(前・九州会場営業室長)が会場長に就任したばかり。
坂田執行役員は「われわれが出来る被災地の支援は必要なクルマを供給していくこと。必要な方に必要なクルマが届くよう、被災した中国、四国地区で中古車流通を通じて貢献していきたい」と話す。本業であるAA事業を盛り上げ、被災地の復興支援につなげる考え。
宮崎会場長は「被災直後からスタッフが一丸となって会員への安否確認などを行った。前任地の九州会場では朝倉・日田の豪雨災害を経験したが、今回も同様の被災状況。会員の皆様に『売り』『買い』の場を提供することがわれわれの使命。被災地のニーズに合うクルマを供給できるよう、中古車流通を通じた復興支援を続けていきたい」と話す。
宮崎会場長は着任したばかりの広島会場の印象を「しっかりとした基礎が出来ていて、成熟した会場。ワンランク上を目指して頑張りたい。会場長としてスタッフが『躍動できる会場』を目指し、若手スタッフ中心の組織を成長させていきたい」と意気込みを話した。
同会場では、AA再開の17日に出品台数2006台、成約率76.8%、24日には出品台数1505台、成約率73.4%を記録するなど、被災地の復興需要に対応した中古車を求めるバイヤーの活発なコールが飛び交い、高水準のAA開催を続けている。
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