【テントリレポート】ＪＵ群馬・キャッスルオートセンター　「テントリ」は商売に欠かせないツール/キャッスルオートセンター

【テントリレポート】ＪＵ群馬・キャッスルオートセンター　「テントリ」は商売に欠かせないツール

店舗情報 2018年04月20日

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１分１秒を無駄にすることなく商売ができる

会社名：キャッスルオートセンター

小売振興委員長を務める石田副理事長

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　ＪＵ群馬は「テントリ」の認知向上と利用促進を目的に３月から４月末にかけて独自施策となる「ＪＵテントリ登録促進キャンペーン」を実施しており、今回が３回目のキャンペーンとなる。ＪＵ群馬・神保文明理事長は「組合員が生き残っていく意味でも『テントリ』は有効な手段であり、全国のＪＵ加盟店約１万社のスケールメリットが享受できるサービス」と語り、ＪＵ群馬で利用促進を図っている。実際に全国で見てもＪＵ群馬の「テントリ」利用率は高く、オークションや小売、業販にと有効に活用している。
　今回は「ＪＵテントリ登録促進キャンペーン」を推進するＪＵ群馬小売振興委員長・石田晃副理事長に同キャンペーンと自社（キャッスルオートセンター）での取組みについて話を聞いた。（齊藤寛英）

■「ＪＵテントリ登録促進キャンペーン」について
　キャンペーンの目的は、タイトルどおりに、テントリの登録台数を増やすこと。その上で、まだまだ登録方法などの使い方がわからない人も多くいるため、説明も行なっている。登録に慣れてしまえば、一台の登録も早くて約10秒、時間がかかっても１、２分で登録できる。特にオークションで落札した車は、写真や出品票も簡単に登録ができ、自社の希望販売価格を入力するだけで登録が完了するため、落札車を「テントリ」に登録後、まだ会場にいながら、販売に繋げることができる。加えて、オークション落札車の登録時に写真の追加もでき、使い勝手が良い。今回で３回目のキャンペーンとなるが、実際にＪＵ群馬内でも、成約に結びつくケースが増えており、前回は、50台以上の成約に結び付いた店舗もあり、好評だった。この結果を受け、ＪＵ群馬会員の中で「テントリ」が拡がり、浸透しつつあると感じている。また、オークションからの登録だけではなく、クルマ情報媒体であるグーネットやカーセンサーからも簡単に流用登録ができる点も、利用促進に繋がっている。何よりもクルマが売れることが、会員組合員にとって良いことであり、一番大事なこと。同キャンペー
ンを通じて「テントリ」を知ってもらい、使うきっかけづくりができればよい。

■「テントリ」は商売に欠かせないツール
　オークションで仕入れた車をＪＵ群馬に出品し、セリで流れてしまった車を「テントリ」に登録することもある。ユーザーへの小売販売も行なっているが、割合は業販が多い。車を買う同業者も以前は、電話での問い合わせだったが、「テントリ」が登場したことで、買いやすくなったと感じている。「テントリ」はオークションで使われた展開図を見ることができ、より車両状態の判断がしやすくなり、買いやすくなっている。自分もまずは「テントリ」に掲載する。その中で販売やオークションへの出品もできる使い勝手の良い仕組みとして重宝している。また、「テントリ」は、24時間掲載車を見ることができるため、常に商機がある。夜間に商売に繋がることも多く、営業時間外でも商売ができるメリットは大きい。
　販売以外にも「テントリ」で仕入れも行なっている。オークションは、セリ価格によっては買えない場合もあるが、「テントリ」は販売価格と購入価格が一致すれば買える。条件さえ一致すれば必ず買えるのは「テントリ」の良い点でもある。店頭在庫も「テントリ」に登録することで、同業者以外にもクルマ情報媒体を通じて個人ユーザーの目に留まり、販路の拡大に繋がっている。「テントリ」は１分１秒を無駄にすることなく商売ができ、商売に欠かせないツールとなっている。

　余談だが、後日、改めて石田社長の店舗を訪問した際に主婦らしきお客様が店を訪ねてきた。そのお客様は、石田社長に「タイヤがパンクしているのでは」と指摘を受け、実際にタイヤがパンクしていたことの報告とそのお礼に見えた方であった。石田社長は大手メーカーのタイヤも自社で扱っているが、何が何でも自分がやるのではなく、お客様の気持ちを最優先し、お客様にアドバイスや提案をしている。石田社長が話す「お客様の気持ちになって考える。お客様の嫌がることはしない」という言葉を実践している姿が垣間見えた瞬間でもあった。

【店舗情報】
社名：株式会社キャッスルオートセンター
代表：石田晃
住所：群馬県高崎市島野町１０３６‐３
電話：０２７‐３８１‐６８８６

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