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NAA大阪(大阪府摂津市・奥山建社長)は7月21日、「NAA開設37周年記念オートオークション(AA)」を開催した。タマ不足の中、出品台数698台を集め、成約率は83.2%に上った。成約率は7月に入り、3週連続の80%超えを記録した。
セリ開始前にはセレモニーを開催した。奥山社長は「NAAの長い歴史の中で、OAA(オーサカオートオークション)との統合は大きなインパクトだった。この4~6月はタマ不足の状況だったものの、81.9%の高成約率を記録し、前年から7ポイント以上の上昇となった。今後も小売り向け良質車を多く集め、皆様の小売り支援につなげるため、これまで以上に購入しやすいセリ環境を整備してまいります」と挨拶を述べた。
セリスタート後には、奥山社長と溝渕裕盛大阪センター長が同席し記者会見を実施した。溝渕センター長が2016年1~6月の状況を報告した。出品台数が104%、成約台数が109%と揃って前年同期実績を上回る状況となり、81.8%の高成約率を持続したという。1~3月実績の伸長が大きな要因で、日産販社の出品が活発に推移した。
また、今後の展望について奥山社長は「日産陣営では待望の新型車として『セレナ』がフルモデルチェンジする。中古車流通の現場においても下取り、買取り車の増加に伴う流通量の増大に期待がかかる。自動運転技術への関心も高く、下期はオール日産として期待は大きい」と話した。
現在、同会場では「特選車コーナー」、「軽自動車コーナー」の成約率が上昇傾向にあるという。一方で成約金額20~30万円の車両への引き合いも強く、各コーナーとも70~80%台の高成約率で安定推移しているという。日産販社の利用率の向上がこうした実績をけん引しており、受け皿となる「23(ニッサン)コーナー」や「D@3(ダットサン)コーナー」、「D@1(ディーワン)コーナー」が出品の受け皿としてうまく機能している。「統合当時から『お客様に恵まれた会場』というイメージが強い。小売り店のバイヤーが多い」(溝渕センター長)とするほか、「統合によりお客様の幅が広がった。NAA3会場のエースという存在になりつつある。まだまだ伸びる余地のある会場」(奥山社長)と評する。
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