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USS横浜(横浜市鶴見区、瀬田大社長)は2023年度のオークション開催実績において、出品台数・成約台数共に22年度実績を大きく上回る高実績を記録した。
23年度全49開催の実績(速報値実績に基づく)は、出品台数が23万7355台(一開催平均4844台)、成約台数は14万7525台(同3011台)、成約率は62.2%となった。
一昨年度の22年度(49開催)に対しては、出品台数が14.5%増(22年度実績20万7210台)、成約台数は12.6%増(同13万1075台)となり、出品台数・成約台数ともに二桁の伸長を記録した。成約率は1.1ポイント減(同63.3%)となった。
USS横浜は23年8月末から6レーンによるセリをスタート。従来の4レーン開催からセリ時間を大幅に短縮し、出品店と落札店が商売をしやすい環境を提供した。また、各プレミアコーナーがセリをけん引。各プレミアコーナーは毎開催、90%前後の高成約率を記録し人気を博している。中でもプレミア輸入車コーナーは、“横浜”ならではの良質の輸入車が集まり、高単価で活発に競られている。
23年度の高実績は、6レーン化とプレミアコーナーを呼び水に、売れる会場・買える会場として会員の幅広い支持を集めた結果と言える。
4月2日に開催の「プレミア祭①」では、全出品車4607台のうち、「国産車」「軽」「輸入車」の各プレミアコーナーで約25%を占め、活況なセリが展開された。成約は3028台、成約率65.7%、平均成約単価95万3000円の高実績を記録した。
また、同開催から中型車・大型車のトラック・バスを対象に下廻り360°画像の提供を開始した。錆の状態をしっかり把握できる鮮明な下廻り画像は、バイヤーから好評を得ている。また、堂薗雅隆会場長は「今年度の早い時期にデジタル出品票を導入する」と話し、更に売りやすい・買いやすい環境を整えていく。
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