令和最新版【査定検査ガイド】⑪故障診断機を使ってみる - グーネット自動車流通

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令和最新版【査定検査ガイド】⑪故障診断機を使ってみる

整備 2023年01月25日
会社名:ジャッジメント

 皆様、新年あけましておめでとうございます。本年も当記事をどうぞ宜しくお願いします。

 さて今回は、査定検査時に発見した“警告灯の点灯”にどう対応するか?を紹介していきます。

●警告灯の点灯!さあ、どうする?
 以前の記事(令和最新版!査定検査ガイド⑤)にも触れていますが、現在のクルマは、事故や車両故障を未然に防ぐ目的で各所にセンサーが取り付けられています。こうしたセンサー類が警告灯(画像①)を点灯させることで私達に不具合の前兆を教えてくれるのです。査定時にこうした警告灯を発見することは、とても大切ですが、もう一方で『点灯の原因は何か?』、『簡単に修理できる?』、『いくら減額が必要か?』といった問題にも直面します。これは買取・下取査定だけの問題ではなく、オークション出品時に、仕入れ業者も懸念します。当然ながら点灯している原因が不明な車両には、積極的な応札も期待できません。そこで試してみたいのが“故障診断機”です。

●故障診断機を接続してみる
 現在流通している車両には、故障診断機を接続する為の端子が設置されています(画像②③)。故障診断機の種類は、豊富に存在しており1万円未満のモデルから10万近くするものまであります。“とにかく点灯している原因を把握したい”、“できれば点灯を消去させたい”といったものであれば、2万円前後のモデルで十分です(私が使用しているモデルも約2万円です)。警告灯の点灯原因が判明することで、①修理費用が高額である ②修理が安価である ③自分たちで対処できる といった、今後の目途を立てることができます。 
  
●自分で対処できるケースも?!
 エンジンチェックランプ点灯の例を紹介します。エンジンチェックランプの点灯要因として多いのは“O2センサーの故障”。この場合、修理費用は数万円、輸入車になると10万円を超えてしまいます。しかし今回の場合、診断した結果(画像②)、センサー類の故障ではなさそうです。そうです“ガス欠”が起因した点灯だったのです。そこでガソリンを補給したのすが、点灯しているチェックランプはいまだ消えず。“これはディーラーへ持ち込んでリセットが必要?”と検討していたところ診断機メニュー内に“点灯を消去する”を発見。無事に消去することができたのです。点灯原因の追究は、買取・下取車両の価値向上の手助けにもなります。修復歴のチェックも同じですが、“車両状態を見極める”ことは、適正な査定価格を算出するためには大切なことです。ぜひ今後の参考にしてみてください。
 

 

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4、4.5点

【抽出価格条件】

直近価格が500千円以上

【抽出台数条件】

毎月50台以上の流通が過去6ヶ月連続していること