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TAA近畿(大阪府寝屋川市、北口武志社長)は10月5日、年間三大クラシックの「菊まつり」を開催した。出品台数は3003台に上り、このうち2556台を成約、85.1%という今年度最高成約率を記録する活況だった。成約単価は過去最高の80万円を記録、高年式車への強い応札を物語るセリ結果だった。
セリ開始前のセレモニーで濱田理友会場長は「本日の菊まつりに際して、会員の皆様のご支援のもと、3003台という出品台数を集めることができました。たくさんのご出品をいただき、誠にありがとうございます」と会員への感謝の言葉を述べた。
新車の供給遅れなどで、ディーラー各社からの出品が減少、今回のAA開催においても一般会員による出品台数が過半数を超えるなど、厳しい市場環境下で、会員との協力関係の強さが表れたAA開催だった。これを物語っているのが出品店件数(一般会員)だが、今年3月9日開催「春まつり」に次ぐ、歴代2位の出品店件数だった。
同会場の4~9月出品実績は、前年同期比4%増水準で推移し、1開催あたり出品台数も2500台規模、集荷が厳しい市場環境だが、2500台超の水準をキープした格好だ。営業部門では女性スタッフも大活躍、会社目標の他に、さらに「上」を目指す「努力目標」を設定、スタッフ全員の頑張りで努力目標を大きく上回る実績で底力を見せる。
こうした中で、京都・滋賀エリアの会員利便を飛躍的に向上する「京都特設ヤード」を11月2日開催のAAから運用する。最大500台を収容する同ヤードを受け皿とすることで、地元販売店の利便性を高める。
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