外装360度撮影はスマホとタブレットを活用したアプリを使用

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ベイオーク(大阪市住之江区、塩原淳平社長)が2月3日から提供をスタートした「内外装360度画像」がセリ活性化に大きく寄与している。2月17日開催の「開場43周年大記念AA」におけるベイネットからの入札件数は1359件に上るなど、2月4開催を通じて合計3662件、1開催平均で916件の入札が入った格好だ。直近の1月と比較しても約24%の入札件数アップだった。「内外装360度画像」の提供と同社のコロナ対策企画「ベイネット無料提供施策」が活発な入札を引き込んだ格好だ。
ベイネット入札件数は内外装360度画像導入前に1月平均で740件だった。2月17日開催の大記念では、2倍に迫る1359件に上ったほか、2月4開催の平均値も916件と1000件に迫る高実績だった。年始早々からの緊急事態宣言発令などもあり、緊急対策としてベイネット無料提供施策を展開した同社だが、昨年4月に同様の施策をした際に比べても入札件数は大きく増加、内外装360度画像提供がベイネット入札の活性化につながっている模様だ。ベイネット無料提供の申込者数は335社に上っているという。多くの会員がベイネットを導入、合わせて内外装360度画像を活用することで、入札件数拡大に寄与したと思われる。
同社では、3月から4月にかけて内外装360度画像の掲載ブロックを更に拡大する。4月には撮影室に入らない車両などを除く大半の出品車の画像掲載に対応する。