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IMA九州(福岡県古賀市、小美濃洋社長)は12月12日、「九州会場開設22周年歳末感謝祭記念モーターオークション(MA)」を開催した。出品台数448台を集め、成約率は63.6%だった。成約単価は76万3000円に上った。
セリ開始前のセレモニーでは渡彰弘副会場長が挨拶に立った。渡副会場長は「早いもので開設から22年の年月が経ちました。これも偏に、会員の皆様のご協力のおかげです。これから先の10年、20年を迎えられるよう、スタッフ一同努力してまいります」と挨拶した。
同会場は年末年始期間を利用して撮影システムの刷新を完了させる。すでにリプレース済みの撮影システム、画像サーバーと合わせ、下回り画像撮影装置の敷設を行うもの。センサー式の二眼カメラを採用し、車両の下回りを真下から撮影する仕組み。年内は19日のオークションで終了、20日から工事にかかり、19日MAからの再出品車の撮影などを年内に完了させ、初荷MAからのサービス提供を目指すもの。
同会場では最大8枚の画像添付が可能だが、このうち2枚分をこの下回り画像に充てる予定で、自社ネットのほか提携先の外部ネットからも閲覧できるようにする。
将来的には画像解像度を上げ、ズームアップ機能などを向上させる考え。また、九州会場での運用を皮切りに神戸、東京の両会場にも普及させていく考え。特殊車両を除く全車に対応する。
同会場では「買い手側への情報量が増えることが最大にメリット。外部応札が増える中で、確実にアクセスが増えるはず。成約率の更なる向上にもつながれば」(伊藤武司執行役員九州会場長)と話す。自社検査員による検査体制確立などで先行する九州会場で、いち早く下回り画像を追加することで、会員満足度を高める。会員利便を向上させる独自サービスとして展開、下回りの車両状態が気になる輸出向けバイヤーなどに、効果的な情報提供を行うことで、成約率向上を期待している。
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