天然木を多用した温かみのある館内に(イメージ写真)

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ダイハツ工業は2019年1月、グループ社員向けの企業内保育園「だいはつのもり保育園」を開園する。社員が安心して仕事に取り組める環境を整備することが狙いで、同社連結子会社のダイハツビジネスサポートセンターが運営・管理する。
同社は「みんなでつくる」をキーワードに、女性スタッフや将来仕事と育児の両立を目指す女性を中心としたワーキンググループを設置、利用者に寄り添った保育園作りを実施する。同保育園の特徴は①愛情が詰まった手作りの遊具、②仕事と育児の両立を支援、③「〝木育〟を通して子どもたちの豊かな心を育む、④ダイハツ従業員のセカンドキャリア形成支援にも寄与の4点が挙げられる。
①は、従業員から寄贈された遊具や絵本に加え、同社グループ従業員OB・OGによる愛情が詰まった手作りの遊具を園内で使用することで〝絆〟を育む。
②は保育園を利用する同社従業員の負担軽減のため、昼寝用布団や園内での着替え用衣服の選択、消耗品などを園側で提供する。
③は天然木を使用した園内施設により、子どもたちに安心感を与え、五感を刺激するさまざまな感性を育む。
④は従業員が将来も幅広く活躍出来るよう、セカンドキャリア形成支援の一つとして保育士育成などの支援も実施する。
同社は今後もさまざまな取り組みを通じて全従業員がイキイキと活躍出来る会社を目指す。