セリ開始前のセレモニーでは小東会場長が挨拶に立った

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LAA関西(兵庫県西宮市・丸山明社長)は1月26日、「LAA関西会場12周年大記念オートオークション(AA)」を盛大に開催した。今期最多出品台数となる3897台を集め、成約率も62.7%の高率となった。
セリ開始前のセレモニーでは小東康男会場長が挨拶に立ち、会員への謝辞を述べた。
同会場では、2年前の「10周年大記念AA」以来の出品台数4000台超えにあと一歩まで迫ったが、目標としていた3800台を大きく上回る成果に手応えをつかむ。
丸山社長は記者会見で「AA市場は年々縮小し、現状維持も厳しい状況にあるが、今年は年初の初荷から出品台数が前年超えの推移を見せるなど、好スタートを切った格好。今年は関西会場のテコ入れを図りたい」と意気込みを話した。
小東会場長も「今回の12周年大記念AAでは、ディーラーコーナー、ユーザーコーナーの構成比が大きく拡大し、良質小売りダマの比率がたかまっている状況。来場者数も前年同期開催を大きく上回っており、約500社の出品店件数にも手応えをつかんでいる。今年は1開催平均で1500〜1600台水準を安定確保するほか、いわゆる記念AAでは2000〜2500台の出品台数を安定的に確保出来るよう、営業活動を強化していきたい」と、関西会場の基盤強化を推進する考え。
LAA3会場(岡山、四国、関西)では、共通査定の導入により、査定情報の共有化を進める方針。出品票の記載内容なども統一化し、会員が分かりやすく、判断しやすい出品車情報を提供していく構え。春頃から順次導入していく予定。
関西会場は今年、岡山会場の開催スケジュールに倣い、年間4回のいわゆる「大記念AA」を設定し、年間も山場を設ける。今回周年記念のほか、4月と7月、11月に大記念AAを設定し、1開催3000台水準の大記念AAの開催を核に、年間を通じた盛り上げを図る考え。
当日の関西会場では、出品と落札の合算による「お取引台数賞」を用意した。会場玄関前には無料屋台を設け、来場会員をもてなした。