会員3500社体制に向け、会員満足向上を図るTAA九州会場

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TAA九州(福岡県小郡市・島田俊秀社長)は4月12日、「花まつり&南九州会場10周年記念連動オートオークション(AA)」を開催した。出品台数2273台を集め、71.0%の高成約率を記録するなど、同日開催の南九州会場10周年記念AAとともに、九州地区TAA会場の存在感を示した。
当日のAAでは、出品手数料を3000円(流札時1社5台まで)とする特別施策を展開したほか、取引参加賞を設けたほか、連動する南九州会場車両落札賞などを用意、会場内には屋台出店も行った。
岡武人会場長は「検査精度の高さを基礎にさらなる『信用』と『信頼』を築いていきたい。稼働社数を増やすことで、出品と落札、来場を活発化させるとともに、お客様満足の向上に努めたい」と話す。2020年を目標に、「会員3500社」の体制確立を目指しており、現状は約3100社の会員数を年100社程度ずつ伸ばしていく考え。
「さまざまなアンテナを張り巡らせながら、会員との情報交換や懇親を通じた絆作りを推進したい」(岡会場長)とする中、今年9月のリニューアルを予定する検査棟(研修室・会議室併設)を生かした検査講習会などを通じた会員支援を積極展開するなど、会員のビジネスをあらゆる角度から支援していく考えだ。
同会場は2016年度(16年4月~17年3月)、出品台数10万1450台、成約率70.8%を計画する。