Yahoo!JAPANが2月10日にプレスリリースを行った
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ジェイ・エー・エー(東京都江戸川区・田畑利彦社長兼CEO、JAA)とHAA神戸(神戸市中央区・菊地秀武社長)の中古車オークション(AA)2会場とYahoo!JAPANが運営するインターネットオークション「ヤフオク!」による新たな取り組みがスタートした。GLIONグループのライオンネットワーク(神戸市東灘区・代表者=大竹正晃)を介し、両AA会場のワンチャンス掲載車両の一部がヤフオク!に出品されるもので、出品店にとっては、本オークションでのセリ以外に、ワンチャンスでの成約機会が大幅に拡大するほか、ワンチャンス希望額以上での成約可能性がある。
JAAは2月19日、HAA神戸は同22日のワンチャンス掲載車からヤフオク!出品がスタートした。2月23日13時30分時点で560台がヤフオク!に出品されており、このうち400台程度がHAA神戸の出品車が占めている模様だ。
ヤフオク!への出品には、ライオンネットワークが定めた「掲載基準」への該当が必要。主な基準は①評価点4点以上、②国産登録車は登録から13年以内、走行13万km以内、③軽自動車は届出から8年以内、走行9万km以内、④輸入車は並行輸入車を除く一般的車両(調整中)など。
ヤフオク!には「売切りスタート」で掲載。このスタート価格は通常のワンチャンス掲載価格に各種手数料分を上乗せした金額で、競り上がった場合のスタート価格との差額は出品店の利益となる仕組み。
ヤフオク!を通じて入札するユーザーから見ると、品質評価や事前見積り、ローン、保証、名義変更・陸送手配などをライオンネットワークが高品質かつ安心して取引の出来るワンストップサービスを提供してくれる。
ヤフオク!では、1999年のサービス開始時より、自動車車体の取り扱いを行っている。現在、同カテゴリーは年間落札台数が約12万台、落札額が数百億円規模になるまで成長しているという。