池史彦会長(右)と、「東京モーターフェス2014」CMに出演する鈴木ちなみ氏

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日本自動車工業会(東京都港区・池史彦会長)は10月11日(土)から13日(月・祝)まで、東京・お台場の青海NO地区および船の科学館駐車場で、「東京モーターフェス2014」を開催する。入場料は無料、開場時間は11:00(11日のみ10:30)~19:00。
これは、2012年7月に開催された「お台場学園祭」、2013年11月に第43回東京モーターショーと併催された「お台場モーターフェス」に続く、クルマ・バイクファンの裾野を広げるための体験型イベント。今回は自工会会員13社のほかメルセデス・ベンツ日本、ビー・エム・ダブリューも出展し、クルマ・バイクの楽しさを体験・試乗できるコンテンツを大幅に増強して、「これまで以上にクルマ・バイクの魅力をストレートに訴求する」(池会長)。
コンテンツは、クルマ・バイクを主役にした様々なステージコンテンツを展開する「デモコース・ゾーン」、試乗を充実させ大人も楽しめるコンテンツを集めた「ドキドキ・ゾーン」、免許がない子供も楽しめるコンテンツを集めた「ワクワク・ゾーン」、最新車種に乗ってお台場の公道をドライブしたり駐車支援を体験できる「ドライブ・ゾーン」からなる4つのゾーンに分けて設営される。
9月18日に東京都内でおこなわれた記者発表会では、CMに出演するタレントの鈴木ちなみ氏が、「タフなクルマ体験コーナー」を連想させるオフロードコースでトヨタFJクルーザーに同乗試乗するCM撮影を「こんなところをクルマが走るの? と思った」と興奮気味に振り返っていた。
なお、同イベントの記者発表会に先立ちおこなわれた会長会見では、自工会会員会社トップが各地の大学で自動車に関する講義をおこなう「大学キャンパス出張授業2014」および、高齢者・ドライバー・ライダーに交通安全対策を啓発する「自工会・2014年秋季交通安全キャンペーン」実施、インド自動車工業会との協力合意文書署名、そして「平成27年度税制改正に関する要望書」を公表。「自動車税への導入が検討されている環境性能課税が、廃止される自動車取得税の単なる付け替えとならないよう強く訴えていく」と意気込みを語っている。