NAA東京(神奈川県座間市)は7月19日、半期に一度のビッグイベントである「NAA開設34周年記念AA」を開催した。
セリ前挨拶に立った奥山建社長は、開催に先立ち、多数の出品と来場に謝辞を述べるとともに、今期4月―6月の実績にふれ「NAA会場においては出品台数11ポイント増、成約台数は28.7ポイント増、成約率は73%といずれも業界水準を大きく上回ることができた」と報告。
「セリ自体は活況を呈している状況である。円安の影響もあって輸出関連のビジネスも活発、低年式の流通が増えたことにより小売向けの良質車は品薄状態が続いているが、なるべく小売向け良質車を集荷し皆様のビジネスの役に立ちたい」
「日産グループでは好調のデイズをはじめ、この夏以降も有力な車種が投入される。新車販売時の下取り車を中古車市場に供給し、NAA会場としての役割をはたしていく」、「また、映像出品コーナーが好調である。販売会社の展示場にある鮮度の高い車をそのまま出品するという、このコンセプトを支持いただき、こうした形態では異例の60%の高成約率となった」、「来月にはセリ機を最新鋭のものに全面的に入れ替え、利便性を少しでも高めていきたい。POS端末もタッチパネル式に変更する。よりストレス無く、より活発な取引ができるようになるが、他にもきめ細かいサービスの向上に努めていきたい」と述べた。
当日の実績は、出品1,179台、成約910台、率77.2%、単価54万円となった。