荒井商事(神奈川県平塚市・荒井亮三社長)は9月21日、アライオートオークションベイサイド4輪会場(川崎市川崎区)で「開場11周年記念AA」を開催した。
当日は、ベイサイド会場史上最高成約率となる74.0%を記録。出品台数も3,578台を集荷、そのうち新規搬入車両が3,000台を占めた。目標出品数の3,000台も大きく上回り、周年記念に相応しい盛会となった。
開催のセレモニーで荒井寿一会長は「会員、提携会場各位にご協力頂き、開設以来ここまで乗り越えてきた。ベイサイド会場は、今後益々輸出に特化した特徴のあるオークション会場にしていく。比較的年齢層が若い従業員が当会場には多い為、まだまだ至らない点も多いが、今後の努力により素晴らしいものになると思っているので、皆様にはご期待頂きたい」と挨拶を述べた。
続いて来賓を代表し、JU神奈川の山田久男理事長とアイオークの渡邉壽人社長が挨拶に立ち、同会場への祝辞を述べた。
当日のAAでは、注目コーナーとして「サプライズコーナー」と「輸入車正規ディーラーコーナー」のダブル高成約率コーナーを設置。
「サプライズコーナー」はパートⅠ・パートⅡの2コーナーを通じて同コーナーの新記録となる371台を集荷。成約台数355台、成約率95.7%の高実績を記録。
「サプライズコーナー」のコンセプトは「成約率100%を目指すコーナー」(尾籠会場長)。同コーナーは、このコンセプトがすべてを表しており、会員の賛同と協力により作り上げられたコーナーである。成約率100%を目指す以上、出品者は「売る」コーナーとして、バイヤーは「買う」コーナーとして認識が広がった。結果、出品者とバイヤーの双方に良い結果となっていることが同コーナー人気の理由。
開催後の記者会見で荒井亮三社長は「ベイサイド会場は港に面した立地。敷地内に輸出検査場を持っている日本で唯一の会場。今後は中古車輸出ワンストップパッケージのAXiS(アクシス)を提供し、輸出に強い会場を目指していく」と語った。
当日の結果は、成約台数2,648台、成約率74.0%(ベイサイド史上歴代1位実績)の高実績となった。