中部自動車販売(東京都東大和市)は12月29日「従業員感謝祭」を開催した。
これは歳末に従業員を同社の運営する温泉「湯都里」(群馬県高崎市)に招き慰労するもの。
それに際し、同社は11年の事業状況について記者会見を行った。
BCN会場(埼玉県深谷市)のAA部門は年間出品台数121,184台(前年比7.8%増)、単月で過去最高の全国第11位を記録するなど順調な伸長を継続。「社員の頑張りと、高成約率が呼び水となって、会員の評価が定着している」(横手弘之社長)ことが要因。
「12年は新車補助制度もあり、AA流通には追い風になるとみている」(横手社長)
また、昨年からサービスを拡充したBCNシステム(共有在庫)も掲載台数が大幅に拡大、会員からも好評という。
販売部門は昨年開始したカークリーニング自社ブランド「TLUTEC(トルテック)」が付加価値拡大に貢献し、堅調な実績に。
「組織にまだ伸びしろがある」(横手社長)と運営改善を継続する。
サービス部門は既納先に加え新規の入庫獲得が要因となって対前年10%増、車検は20%増、全18拠点で目標を達成するなど好調を継続。
今後は「TLUTEC」など付加価値サービスの開発、拡販も行っていく。
「社内全体にまだ伸びしろがあるので新しい年も実績を伸ばす」(横手社長)