2026年6月版 新車販売台数ランキングTOP20
会社名:日本自動車販売協会連合会・全国軽自動車協会連合会
グーネット自動車流通では、毎月の新車販売動向をわかりやすく伝えるため、登録乗用車と軽自動車を合算した車種別の新車販売台数ランキングを作成している。
本ランキングは、日本自動車販売協会連合会が公表する乗用車の通称名別台数と、全国軽自動車協会連合会が公表する軽自動車(乗用車)の台数をもとに、2026年6月の販売実績が多い順に上位20車種をまとめたものだ。
登録車と軽自動車を横断して比較できる、車種別の新車販売実態をお届けする。
■上位3車種は不動、その下で大きな入れ替わり
2026年6月の新車販売は、N-BOX(19,527台、前年同月比120.9%)、スペーシア(13,966台、同118.9%)、ヤリス(12,607台、同105.6%)の上位3車種が5月から順位を守った。
一方、その下では顔ぶれが大きく動いている。ライズが5位→4位、シエンタが6位→5位と続伸し、カローラは4位→6位、ムーヴは7位→9位に後退。ヴェゼルは29位から15位へ14ランク上昇した(7,279台、同151.4%)。
5月20位以内からはワゴンR(19位→25位、前年同月比70.0%)とミラ(20位→圏外)が外れ、代わってランドクルーザーとヴェゼルが新たに入っている。
■ランドクルーザーが18ランク上昇、前年比218.1%の急伸
今月最も目を引くのがランドクルーザーである。5月の28位から10位へ一気に18ランク上昇し、販売台数は8,778台と前年同月の2.2倍(218.1%)に達した。月販8,000台超は、アルファード(8,519台)を上回り、SUVとしては異例の水準だ。
背景として考えられるのは、供給側の正常化である。ランドクルーザーは長らく受注停止や長期の納車待ちが続いてきた車種で、前年の同時期は供給が需要に追いついていない状態だった。現在は「250」や「70」を含むシリーズのラインアップが出揃い、生産の安定化とともに積み上がっていた受注残の納車が進んでいるとみられる。
実際、都内にあるトヨタの新車ディーラーに聞いたところ「ランドクルーザーの納車は進んでいます。数年お待たせしたお客様もいるので、やっとという気持ちです」という話も聞くことができた。
つまりこの急伸は、新たな需要の爆発というより、待たされていた顧客の元へ車が届き始めた結果と読むのが自然だろう。半期末で納車が集中しやすい6月というタイミングも押し上げに働いたと考えられる。
前年同月比280.0%と伸び率トップだったRAV4(6,990台、16位)は新型への切り替え効果とみられ、トヨタのSUV勢の伸びが今月のランキングを特徴づけた。上位20のうちトヨタは11車種と、5月の10車種からさらに存在感を増している。
■軽は2強が2桁増も、上位20内は8車種から6車種に減少
軽自動車は首位N-BOXが前年同月比120.9%、2位スペーシアが同118.9%と2桁の伸びを維持し、ルークスも142.4%(8,635台、11位)と好調だった。
一方で、タント93.4%、ムーヴ75.6%、ハスラー96.7%と前年割れの車種も目立ち、ワゴンR・ミラの圏外化により、上位20に入った軽は5月の8車種から6車種に減った。軽の中でも、売れる車種と苦戦する車種の二極化が進んだ月といえる。
■上位20合計は19万台超、半期末で全体の水準が切り上がり
上位20車種の合計は193,912台で、5月(151,952台)から27.6%増えた。6月は半期末にあたり、例年登録・届出が膨らみやすい月である点を差し引く必要はあるが、前年同月比で見ても上位20車種のうち14車種が前年を上回っており、需要の裾野は広い。
なおN-BOXは1〜6月累計で102,419台と、上半期で10万台の大台を超える結果となった。
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