出品、成約数共に前年度実績上回り活況なセリ続く/CAA東北・JU岩手

出品、成約数共に前年度実績上回り活況なセリ続く

オークション 2025年10月21日

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ＪＵ岩手青年部＆ＣＡＡ東北会場謝恩ジャンボＡＡ開催

会社名：CAA東北・JU岩手

あいさつに立つ柘植取締役（左）と小原理事長

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　ＣＡＡ東北（岩手県紫波郡、斉藤啓太社長）は１０月１４日、「ＪＵ岩手青年部＆ＣＡＡ東北会場謝恩ジャンボＡＡ」を開催し、活況な開催となった。

　当日のセリは出品１５７４台を集荷し、新規出品車比率８８.３％の新鮮なタマに活発な応札が入り、成約１２４０台、成約率７８.８％、平均成約単価３８万円の高実績を記録した。

　同会ではＪＵ岩手（岩手県紫波郡、小原隆孝理事長）の青年部協賛開催とオールＪＵ全国リレーも併催。ＪＵ岩手は６００台超の出品を集め、リレー目標を達成した。当日は、ＪＵ岩手の中田智也青年部会長の初陣に、ＪＵ東北各県の青年部会長が参加。また、リレー開催を受け、ＪＵ東北各県理事長および執行部も来場し華を添え、盛大な開催となった。

　セリ前のセレモニーであいさつに立った柘植洋輝取締役は、多数の出品と来場に、また、ＪＵ岩手の小原理事長をはじめとした組合員および青年部、ＪＵ東北各県、全ての会員の協力に謝辞を述べた。
　続けて、柘植取締役は「上半期の開催平均出品台数は７８４台と前年に比べ８０台増加、成約率も７５％と全国平均を上回る実績を収めることができた。この実績に甘んじることなく、今後も会員様のビジネスの発展に貢献していく。そのために会場全体が団結力を強め、全員営業の意識を高く持って取り組んでいく。スタッフが積極的に会場を回り、開催日当日は会員様の生の声をお伺いすることに努めている。会員様との会話を何よりも大切にし、頂戴したご意見を真摯に受け止め、今後の運営に活かしていく」と述べ、引き続きの支援を呼び掛けた。

　続いて小原隆孝会長が「謝恩ジャンボとリレーのダブルタイトルでの開催に、多数の出品と来場をいただき感謝」と謝意を表し、秋商戦を盛り上げるべく活発な応札を呼び掛けた。

　来賓を代表し、ＪＵ東北ブロック長ＪＵ宮城の伊藤行雄理事長が、リレー目標達成を称え、「皆様の協力をもって東北のリレーを盛り上げていきたい」と思いを述べた。
　ＪＵ東北流通委員長Ｊ福島の橋本一男理事長は、東北リレーがＪＵ宮城から始まり、ＪＵ岩手にバトンが託されたことに触れ、「次はＪＵ山形、ＪＵ福島、ＪＵ青森、ＪＵ秋田皆様と共にリレーを盛り上げていきたい」と述べ、引き続きの協力を呼び掛けた。続けて、ＪＵ青森安田真弥理事長、ＪＵ秋田加藤満理事長、ＪＵ佐藤吉一理事長が祝辞を贈った。

　初陣となった青年部の中田智也部会長は「謝恩ジャンボにあたり、東北ブロック各県青年部の皆様、ＪＵ岩手および各県会員の皆様の出品と来場ご協力に感謝。商売に繋げていただきたい」と述べた。
　ＪＵ青森の小鹿部会長は中田部会長のメイン開催に「熱い想いをポスに込めて成約に貢献したい」と意気込みを述べ、ＪＵ秋田照井部会長、ＪＵ宮城佐藤副部会長、ＪＵ福島小野部会長、ＪＵ山形鑓水部会長が続けて祝辞を述べた。

　最後にＣＡＡ東北の村上高志会場長が当日のイベントを紹介し、セリスタートとなった。

　ＣＡＡ東北の今年度上半期のＡＡ実績は、出品１万８８１８台（前年度比１１.４％増）、成約１万４０４１台（同９.６％増）と出品台数、成約台数共に伸長。また、成約率も７４.６％と好成績を収め、活況なセリが続いている。

　村上会場長は「環境整備に力を入れている」と話し、会場の動線の見直しや交通標識を設置し、より安全で使いやすい会場づくりに努めている。さらに、「出品データの早期確定に努め、春から大幅に改善し、記念開催を含め１７時確定を目指し、実行できている」と話し、出品店と落札店がより商売をしやすい環境の提供に努めている。

　ＣＡＡ東北は新規出品車比率も高く、落札店は新鮮なタマを仕入れることができると好評を博している。出品店は、高成約率を背景とした落札店の活発な応札に期待を込めて出品するという好循環を生み出している。加えて、出品店と落札店が商売しやすい環境づくりが貢献し、活況なセリが続いている。

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