ダスキンは平成21年から販売用の中古車も手掛けている
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三菱オートリース(東京都港区)とダスキン(大阪府吹田市)は9月5日、三菱オートリースのリース車両へのクリーニング事業に関する業務提携契約を締結したと発表した。
今回の提携について両社は「近年、自動車が初年度登録されてからの経過年数は長期化の傾向にあり、老巧化や社内の汚れで快適性が損なわれるといった課題が生じている」といった現状分析を踏まえて、両社でリース車両に対するクリーニングサービスの開発に取り組むことにより「リース車両の付加価値向上、及び顧客満足度の向上を図り、両社の業容拡大に繋げていきたい」(両社)としている。
今回の提携内容は、三菱オートリースの法人顧客が使用するリース車両を対象とした清掃サービスの開発、及び販売に関する業務提携となっているが、当面の間はダスキンによる三菱オートリースのリース車両への清掃サービスの展開が中心となる。
サービスの開始時期は10月3日。スタート時の主なサービス内容は、車内のホコリや土砂を除去する清掃に加えて、黄色ブドウ球菌や大腸菌に対して高い除菌効果が見込めるダスキン独自の薬剤で、汚れの激しいフロアマットや灰皿、ダッシュボードや気付きにくいシフトレバーやドアの内側まで除菌を行う「車内除菌清掃サービス」。また、専用機材によって発生させたオゾンを内部循環することで車内全体を脱臭・除菌する「消臭サービス」の2つとなっている。
なお、初年度(平成23年10月~平成24年3月)は1000台を目標としている。