2014年04月の中古車相場情報

2014年4月のオークション相場

駆込み需要後　取引冷え込む

2014年4月のＡＡ相場は、大きな下落で推移しています。
年明け後2月中旬まで上昇を続け、そこから年度末に向けての下落の流れは例年通りですが、2月中旬のトップ時点での相場水準は、2011年3月に発生した震災の後の急騰時に近い、とても高い相場水準となりました。
昨年10月に4月からの消費増税が発表されて以降、通常下落が進む時期にも大きく下がらず、駆け込み需要により相場全体が底上げされていました。
通常4月に入ると例年の下落は緩まりますが、今年は下落が止まりません。取引の冷え込みは明らかで“需要の先食い“により底上げされていた相場も底が抜けたようになっています。しばらくは低い相場水準を推移するものと思われます。

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相場予想図

05月	06月	07月

・5月連休後から上昇に転じるが弱い上昇か・6月は横ばい基調の弱い上昇。賞与商戦カギ

5月連休後から上昇？夏季賞与商戦がカギか

3月は強い下落傾向でした。3月中旬から下落が強まり、月末は例年にない下落となりました。増税前の駆け込み需要の終了や年度末商戦終了に伴い、自動車税の課金を嫌忌した動きで店舗在庫車や下取り車の処分が進んだ為と推察されます。今後も4月末まで下落が続くと想定されます。また、小売需要の低迷から5月も連休明けからの上昇は弱含みで推移する事が予想されます。6月も夏のボーナス商戦を見据えた動きが想定されますが、小売需要の鈍化からほぼ横ばい傾向と推察されます。7月も同様の傾向で、仮に賞与商戦が活発化しても100万円以下の車両が中心で緩やかな上昇に留まると思われます。