2011年06月の中古車相場情報

2011 年 6 月号のオークション相場

相場上昇　一旦、収まる　

2011年6月のAA相場は、下落傾向で推移しました。　
勢いづいていた中古車相場指数も110万円を越えた5月下旬より勢いが弱まり、6月に入ってからは緩やかな下落に転じています。過去にない高値が続いていた相場も収まりを感じます。取引量は前年同時期と比較してもまだ8割程度の為、タマ不足解消には至ってはいません。しかし震災からの復興により、自動車メーカーでの生産体制も整いはじめ、新型車も各社よりリリースされ始めました。新車販売の見通しが付くようになってきており、代替タマの発生も見込まれます。今後も、タマ不足の解消は続くものの、一時期ほどの上昇は収まり、通常の相場変動に近づいていくものと思われます。

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相場予想図

07月	08月	09月

・人気車種を中心に相場上昇中・震災影響の高騰も一部車種では微増に

～震災の影響で高騰も、価格の動きは鈍化か～

東日本大震災の高騰傾向も6月の半ば頃からの相場推移をみると落ち着きを見せており一定の震災特需に関してまずは第一の山を超えた様に思われます。但し、震災で消失した車輌は20万台とも30万台とも言われておりそのリカバリには多大な時間がかかると思われ、まだ高騰傾向に繋がる要因は多々ある状態です。新車減産による影響も回復に兆しが見えてきており、今後も緩やかな下落は推移を続けていくと思われます。